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幸運は不幸な顔をしてやって来る

昔の私は嫌なことがあっても、
なるべく怒らないように、そして
怒りを見て見ぬふりをして、
気にしないふりをして、
怒りを封印していました。

その後、感情コントロールの本に出会ったり、
精神世界の本を読むうちに、
怒りは悪ではないと気づき、
むしろ感情は出した方が良い
というのがわかりました。

そして今は
「幸運は不幸な顔をしてやって来る」と、
思うようになりました。

なぜ「幸運は不幸な顔をしてやって来る」のか
といえば、

自分にとって嫌なことは、
きっと神様が
あなたにわかってほしいことや、
そっちじゃないよ、
そうではないよ
と、伝えたいことだと思うからです。

そしてそれがわかった時、
不幸だと思っていたことが
幸運になるからです。


不幸な渦中にいる時は、
理論や理屈、世間一般の考えでは
決して間違っていないことでも、
なぜか、周りに批判されたり、
悪者な気分になったり、
話が通じない、
「あんたたちおかしいんじゃないの〜!?」
って気分になります。

でも、そもそも論で考えると
「これはホントに自分がやりたいことか?」
「ホントに自分はこの方向でいいのか!?」
「今の時代必要か?潮流に合っているか?」

などなど、自問自答すると、
「お、おかしかったのは自分だった。。(汗)」
と、気がつきます。

あなたが、
「理屈(話)が通じない、あの人はおかしい」と
思うのと同じように、

神様から見たら
「あなたにやってほしいことはそれじゃない。なのに、
それをやろうとしているあなたはおかしい」
と、
思っているのかもしれません。


ここで大事なのは
批判してきたり、
苦手だと思う相手こそ
よく観察することです。

なぜならその人は、
あなたには無くて、
実はあなたが欲しいものや
必要なヒントを持っているからです。

それを知ることで、
あなたがハッピーになれるものです。

大事なのは批判してきたり、
苦手だと思う相手こそ
今のあなたに
必要なものを持っている。

です。


私の失敗は、
Webデザイナーなのに
Webディレクターの
仕事をした時のことです。

作業はチームの隣の席の男性から
教わりながら進めていました。

ある日、彼の指示通りにファイルを
作成し、完了し、保存しておいた時のことです。

普通、指示通りに作業が完了していれば
たいてい作業をした相手に
「ありがとう」な気持ちに
なると思いますが、

そのファイルを見た彼が
キレながら私に言った言葉は、
「ごめんなさいでしょ!?」
でした。

「へ!?!?」と、思い、
頭が混乱して、
「この人ヤバい人なのかな!?」
と、思いました。

でもすぐに思ったのは、
「今すぐここを離れなきゃ!
私、ここでディレクションしている
場合じゃない!!」
でした。

そもそも
デザインをしたいと思っているのに、
ディレクションを目指そうとしている
私がおかしかったのです。
「間違えてごめんなさい m(_ _)m」

という意味で
「ごめんなさいでしょ!?」
だったんです。

「天は(しゃべれないので)人を通して伝える」
と、聞いたことがあります。

あの時もし、キレた相手に対して
「急にキレて怖い人だった」とか
「変なこと言っておかしい人だった」とか
相手を責めて終わるだけだったら、
そこから何も
気が付けないと思うんです。

そして気づくまで同じことが起こる。

なので、今となっては
キレてくれてありがとう
と、思います。

この話が何かの参考になれば幸いです。

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