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沖縄の斎場御嶽に行ってみました。

沖縄県の南城市にある斎場御嶽(せーふぁうたき)に行きました。

斎場御嶽(せーふぁうたき)は岩で三角の空間が出来ていることで有名な所です。

「御嶽(うたき)」とは「聖地」の意味で、聖地とは「祈りの場所」のことで、斎場御嶽(せーふぁうたき)は琉球王国最高の聖地とされているところです。

そんな神聖な場所、斎場御嶽で感じたのは、琉球の信仰は神世の時代から「自然信仰」なのだと思いました。

自然の中でも特に「石や岩」はどこに行っても特別なものとして捉えられているように思います。

寄満(ユインチ)
三角岩

祈りの場所には岩があり、
城の城郭も石、
石垣島の名前にもなっている石垣、
与那国島には海底遺跡(諸説あり)と言われている岩場があり、
地形的にも洞窟や鍾乳洞が多く、
石や岩とは切っても切れない感じがしました。

首里城の城郭
与那国のティンダバナ
石垣
鍾乳洞

ここ斎場御嶽の三角岩も神様が右側の垂直な岩を伝って降りてきたと言い伝えられています。

古事記でも天照大神が隠れたのは「天の岩戸」で岩でした。

いろいろ考えてみたけれど、私たちは普段、
岩や石を外側から見た印象などを語るけれど、
大事なのは内側なんじゃないかと思うんです!?!?

斎場御嶽の出土品


戦時中は御嶽の森にも爆弾が落とされ、焼かれ、破壊されました。

爆弾が落とされて窪んで池になってしまった所
終戦後に植えられた木(77歳の木)

初めてなのでガイドさんの説明を聞きながら回ってみたのですが、
御嶽の歴史や国王との関わりなどがわかって興味深かった。


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