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ポケカ四天王に挑戦(シマダダイチ)

こんにちは。ポケカ四天王のシマダダイチです。

 先日、ポケモンセンターで行われたイベント「ポケカ四天王に挑戦」に参加してきました(一応運営側なので開催の方が正しいかもしれない?)

 今回のブログでは去年から始まった「ポケカ四天王に挑戦」を通して、感じたことを形に残しておきます。

シマダダイチがやりたいこと

①僕はポケモンカードで世界1位になり、競技プレイヤーとして活躍することを目標に日々活動しています。自分がポケモンカードプロになりたいと思った時は、その道で食っていける人が居なかったので悔しい気持ちでした。目立つのが特別好きってわけではないですが、自分と同じ気持ちになって欲しくないのでそんな人達の指標になりたいです。

②それと同時に多くの人にポケモンカードを広めるという目標があります。カジュアルに遊ぶ人、競技シーン、開封、コレクションなど遊び方に関わらず多くの人にポケモンカードを身近に感じて貰いたいです。
 野球とかサッカーみたいに気軽に遊べるけど、真剣勝負の場もしっかりありつつそれを見ることも文化になると理想かもしれません。

 冒頭でいきなり語ってしまいましたがここから簡単に予備知識だけまとめときます。知ってる人は飛ばしてください。

ポケカ四天王とは?

今は第6期です

 ポケカ四天王決定戦を勝ち抜いた4名です。この大会は完全招待制です。公式大会で上位入賞したプレイヤーが招待されます。

ポケカ四天王に挑戦とは?

 小学生がポケカ四天王と対戦できるイベントです。開催場所はポケモンセンターです。今回はトーキョーベイでした。

倍率やばそうでした。


以下タイムスケジュール

1日目
① 10:30~11:00 4名枠
② 11:10~11:40 4名枠
③ 11:50~12:20 4名枠
④ 12:30~13:00 4名枠
⑤ 14:30~15:00 4名枠
⑥ 15:10~15:40 4名枠
⑦ 15:50~16:20 4名枠

2日目
① 10:30~11:00 4名枠
② 11:10~11:40 4名枠
③ 11:50~12:20 4名枠
④ 12:30~13:00 4名枠
⑤ 14:30~15:00 4名枠
⑥ 15:10~15:40 4名枠
⑦ 15:50~16:20 4名枠
⑧ 16:30~17:00 4名枠

 こう見るとハードですが、大会慣れしている我々ポケカバーサーカーは全然大丈夫です👍

以上予備知識でした。

このイベントの(個人的な)目的


 公式の意図ではなく、あくまでも個人的なこのイベントに賭ける想いです。2つあります。

 1つ目は「知らない人との対戦経験がない子供達のきっかけ作り」です。
 開催場所がポケモンセンターというだけでイベント参加のハードルはぐっと低くなります。また買い物に訪れる人達が多く、様々な人の目に留まるのもポイントです。大人と小学生が楽しくカードで遊んでいる図は、ポケモンカードに馴染みがない人からすれば(いい意味で)異様な光景です。ポケモンカードをより身近に感じてもらうために、ポケモンセンターよりいい場所はないと思います。

 2つ目は「未来のポケモンカードのため」です。子供の頃の楽しかった記憶や憧れはより一層濃く記憶に残っているものだと感じています(僕がそう感じたので)
 ポケカ四天王と対戦したことがきっかけで、「ポケモンカードがもっと楽しくなった」とか「公式大会で上位を目指したい」と感じてくれる子供達が増えて今後コンテンツが盛り上がって欲しいです。

事前準備

 デッキを組むだけですが、開催場所が遠い時は荷造りをします。使うデッキについては後で記載します。

前日


 開催場所が遠い時は前日入りします。今年は沖縄、金沢。去年は東京2ヶ所、大阪〜名古屋間をハシゴしました。


去年の動画↓

当日朝

 開店時間にポケモンセンターにいます。朝のポケセンは空いててちょっと楽しいですが、初めて行く場所はかなり迷います。

マッチング

 子供達は受付時間にポケモンセンターに来ます。そこで「ポケカ四天王への挑戦状」って紙を受け取ります。ランダムでどのポケカ四天王と対戦するか記載されており、対戦相手が決定します。
 この時「ポケカ四天王への挑戦状」に名前を書いて渡してくれます。せっかくの機会なので全員分しっかり名前を覚えたい。

モード選択

 子供達が自分で選んだモードに合わせたデッキをポケカ四天王が使います。

①ソフトモード
 構築済みデッキで対戦します。(これが意外と深いんですが脱線するので語るのは辞めときます)

②ノーマルモード
 「ポケカ四天王直伝デッキレシピ」ぐらいのレベル感を想像して貰えるとわかりやすいかと。僕は今回ブリジュラスexを使っていました。

③ハードモード
 環境デッキで対戦します。今回はリザードンexを使っていました。(プレシャスキャリー軸がどの程度安定するか確かめるためにずっとリザードンex以外のハードモードのデッキは家に置いて行きました。みんな強いからもはや普通に練習)

対戦終了後

 チェキの撮影とサイン入りステッカーをプレゼントします。子供達は緊張しているので写真の時に固まってしまっているのが可愛いw
 その後時間が余っていたらフリー対戦やデッキ診断、質問コーナーなどそれぞれのポケカ四天王が行います。僕はデッキ診断を手厚めにして、子供達の考え方がまとまったと感じたら他の質問に回答していました。手紙や差し入れをくれる子も割と居て嬉しい。

本名書いてあったんで隠してます。
髪型の再現度SS

デッキ診断

 子供達は緊張しているので考えていることをこちらから引き出してあげないといけません。
 「どのポケモンを活躍させたいのか」「どれぐらい勝ちたいのか」などデッキコンセプトや目標からヒヤリングします。
 そこから「採用したいカード」「不採用にするか悩んでいるカード」「困っていること」など具体的な話に移っていきます。
 子供達が考えるデッキは独創的な発想が多くて非常に面白く、逆にこちらが関心する場面があります。

 競技プレイでやってる子に対しては、「練習方法」や「エーススペックの選び方」「カードを使う順番」などけっこう難しい話をしますが、しっかり全部聞いてくれます。
 今回は直近のCL2025東京でTOP4に入賞したプレイヤーが何人か来てました。流石に強かった。本当にギリギリの勝負でした。

SNSに載せてくれた方が居たので、雰囲気わかりやすいと思います↓


終り

 時間になったら対戦やデッキ診断を終了して子供達を見学ゾーンにいる保護者の方のところに送っていきます。
 緊張して固まりながらも「ありがとうございました」って礼儀正しい子供達がとてもいい。保護者の方も丁寧に挨拶をしてくれます。家族でポケカをしている方は多いので、保護者の方やご兄弟のテンションがブチ上がってる様子も個人的に好きです。
 お茶の間で流れても大丈夫なYouTubeチャンネルを目指している身としては、家族でポケモンカードを楽しんでいる雰囲気を感じられて非常に嬉しいですね。

 この後、また「ポケカ四天王への挑戦状」を持った別の小学生が来て対戦スタートします。こんな感じの流れで1名ずつ対戦していき、1日8名ぐらいと対戦します。

このイベントをやっていてよかったこと。

 これも2つあります。1つ目はガチ勢の子達がこのイベントに来てくれて、我々との対戦がきっかけで大会で上位入賞できたり、世界大会に出場したりできた報告をしてくれること。(保護者の方がDMでくれることが多いです。返信できないですが全部見てます👍)
 CLで会った際にご丁寧に本人からお礼を言ってくれることもあります。自分もまだまだ現役で頑張りたいって気持ちになるし、純粋にとても嬉しいです。

 それと同じぐらい嬉しいことが2つ目です。家族や友人以外と対戦したことがない子供達が参加してくれることです。
 これが思ったより多いです。特に地方でやるイベントは気軽に遊びに行ける場所が都心ほどないので、知らない人と対戦するハードルが高いのだと感じました。そんな子供達でも参加したいと思えるイベントだったのは、開催場所がポケモンセンターだったことが大きいでしょう。

 昨年のポケカ四天王達もこのイベントは本当によかったと言っていました。みんな同じことを感じていたはずです。

嬉しいエピソード

 今回、家族以外と初めて対戦する小学生1年生とバトルアカデミー(ルールを覚えるための構築済みデッキ)で対戦しました。
 そこでびっくりしたのがプレイングの速さと正確さでした。HPの高いポケモンを壁にしてベンチポケモンを育てていると、バトルポケモンを倒さずベンチにいるメインアタッカーに狙撃されましたw
 対戦前にある程度コミュニケーションを取っているのですが、明らかに初心者の闘い方ではなかったので詳しく聞いてみたところ僕のチャンネルの視聴者でした。
 公式大会やイベントに来ない人がポケモンカードに触れるきっかけを作りたいいう気持ちがあったのでこれはとても嬉しいことです。
 そんな子の記念すべき1回目の対戦相手になれたことも光栄です。

まとめ

 ということで「ポケカ四天王に挑戦」というイベントについて紹介させていただきました。これからポケカ四天王になる人や目指す人には、少しでもこのイベントの価値やこれまでのポケカ四天王の想いが伝わると幸いです。
 最後にはなりますが、イベントを開催するにあたって携わってくださった皆様本当にありがとうございました‼︎
 今後もポケモンカードを盛り上げていきたいのでどうぞよろしくお願いします。

来年もポケカ四天王で居られるように頑張ります👊

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