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ビジネス書評

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2020年10月の記事一覧

書評:『昨日までの世界(上)』(ジャレド・ダイアモンド, 倉骨彰)その3:伝統社会の子育て

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伝統社会では、いろんな子育てがある部族社会というべき伝統社会においては、子育ての多様性は大きい。

国家社会においては、国ごとに違いはあれど、その広がりはそれほど大きくないし、法律で規定されているもの、慣習がテレビなどのマスメディアによって広がるので、違いといっても、伝統社会ほど大きくない。

色々な伝統社会を研究し、比較しているのが、この本の3つ目のテー

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書評:『昨日までの世界(上)』(ジャレド・ダイアモンド, 倉骨彰)その2:伝統社会での戦争と戦争で死ぬ確率

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伝統社会では、戦争で死ぬ確率が高い近代の戦争の定義というのは、国家間の戦争であって、それ以外は紛争としてしまうのだが、これはちょっとよくない。伝統社会の集団は、色々な規模があったはずで、他の集団と組織的に戦えばそれは戦争だろうという時代に逆行しない定義をした場合、部族間の戦争というのもありうる。

部族間の小さな戦争というのは、散発的に、復讐戦いが繰り返される。オラが村の一人

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書評:『昨日までの世界(上)』(ジャレド・ダイアモンド, 倉骨彰)その1:境界と敵

書評:『昨日までの世界(上)』(ジャレド・ダイアモンド, 倉骨彰)その1:境界と敵

ジャレドダイアモンドさんの新しい方の本。上巻だけで、大変に面白かった。ホモサピエンス全史ぐらい得るものが多かったので、多分、1回では書評が終わらない。読んでいて、「なるほどなあ」「そうだよなあ」「そうかもしれないないなあ」「うむうむ」という感想がたくさん出てくる、為になり、いろいろなことを考え直してしまう一冊であった(まだ上巻だけど)。

本が書いているのは、狩猟採取時代の人間の暮らしと現代国家社

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書評:『小説 映画ドラえもん のび太の新恐竜 』

小学生の息子が自分で買っていた。息子より、「読め」と指示が来たので、素直に読んで見た。

こちらは小説なので、ネタバレをしないように書きますが、まあ、これ、面白いんですよ。ドラえもんを小説で読むというのがまた新しい感覚でありましたが、結構、いけます。小学生でも読めるようになっていますが、大人が読んでも良い仕上がりの小説になっています。

往年のドラえもんファンからすると、「のび太と恐竜」が有名なの

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