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手帳と新型フリクションペン(元教授のスケジュール管理:その4)定年退職 63 日目

今回は手帳そのものではありませんが、手帳と共に使用していた重要なペンを2種類ご紹介させていただきます。一つは、フリクションボールペンです。以前(4/6、5/8)にも投稿し、昨日の「仮想の手帳」もそれで書いていますが、書いた文字が簡単に消去できるので、このような場面には最適でした。

以前の投稿では、フリクションボールペン自体の説明とともに、15年ぶりに新製品が発売され(従来のペンは2007年発売開始)、私は「その新モデル(ゾーン)を現在試している」と書きました。いろいろと試した結果、私なりの結論が出ましたのでご紹介します。私は0.7 mm のモデルを試しましたが、新製品(タイトル写真)の素晴らしさをよく感じました。大きな長所は、以下の3点です。


書き心地が格段によくなった

新しいインクの開発により、書き心地が滑らかでスムーズになり、ゲルボールペンに近い書き心地でした。以前は文字の修正以外ではフリクションを使うことがありませんでしたが、新製品のゾーンは修正以外でも使いたくなるほど書きやすいと思います。インクだけでなく、新しい芯のホールドシステム(下図)のおかげで、芯のグラつきがなくなったことも要因の一つかと思われます。

芯のホールドシスメム(パイロットHPより)

インクが濃く、たくさん出るようになった

以前は、若干色が薄い傾向がありましたが(また、時々かすれた。黒は若干灰色がかっていた)、新モデルでは全ての色が明らかに濃くなり(下図)、出てくるインクの量も増えています。その結果、以前は一度消した後はインクのノリが悪かったのが(こすっても、インク自体は残っているので)、かなり改善されノリがよくなったと感じました。

黒色のインキの比較(パイロットHPより)

その他

消し心地が優しくなり、ノックの音も静かになりました。


一方で、欠点としては以下の点が挙げられます。

値段が高くなった

本体、替え芯ともに従来品の倍以上になりました。

インクの消費量が多い

値段の項目と重なりますが、インクの燃費は悪くなりました(ただ、替え芯のインクの量が増えているので、使用時間は増加しました)。

なめらかすぎて字がヘタになる

以前報告した“ジェットストリーム”と同じで、滑りすぎるため、私の場合字がヘタになることがあります。


また、文具屋で、さらに異なるフリクション(ILMILY: 3rd Series、下図(マーカーも))も見つけました。それは、これまでの「一度書いて、こすると消える」が、完全に消えるのではなく違う色になるというものです。たとえば、私が購入したものはネイビー色ですが、こするとグレーになりました。従来のように、字が完全に消えて無くなる方が需要があるかもしれませんが、少しだけ色を残しておきたいとき、たとえばスケジュールの進捗状況を記載するには最適かもしれません(こちらのペンは、現在、試している途中です)。

ILMILY: 3rd Series、下はマーカー型
ILMILY: 3rd Series(パイロットHPより)


また、手帳と共に使用していた重要なペンの2種類目は、急に出先で記入する必要が出た時のために、ペンを鍵のストラップにつけていました。現在は下写真のものを使用していますが、それほど頻繁に使うわけではないので2年ほどストラップにぶら下がっています。年に数度の使用ですが、とても助かっています。

鍵のストラップにつけているペン(下はペンを出した状態)


ぜひ皆さんも、試していただければと思います。

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