「編集者の仕事」2024年2月12日から2024年2月18日

編集者の仕事を本格的に始めてから5年くらい経つ。まあまあ続いているが、編集の仕事が特に好きというわけではない。でも、発注が来るのでなんとなく続いている。

編集って本当にすごい人がいっぱいいる世界だ。そんな中で、おれのような経験の浅いフリーランス編集者に継続的に発注が来るというのはちょっとすごいことだと思う。

おれは編集の仕事を完全に「雑用係」だと思っている。編集者の中には高度に創造的な仕事をしている人もいるけど(わかんないけど、ジャンプの編集者とか? 林士平とか? 『暮しの手帖』の花森安治とか?)おれはそうではない。そして、そうした編集者に憧れることも一切ない。

そのあたりの身のわきまえ方というか、割り切り方というか……。発注する人からすると、気軽で使いやすいのかもしれない。なんとも夢のない話だけど、まあ仕事に対する姿勢って、いろいろでいいよねって思う。

2024年2月12日

床に寝転がってゴロゴロしていたら、のんちゃんがおれの顔にヒョイと腰掛け、「ノンチャンノ シリ!」と言い放った。やめろ!

のんちゃんと二人でマルイに出掛けた。このマルイには「マリオンクレープ」がある。シュガーバターのクレープを注文して、外のテラス席でのんちゃんとシェアして食べる。

……しかし、のんちゃんとシェアするとクレープの破片がボロボロとこぼれ落ち、それを狙ってハトがやってくる。ハトを怖がり号泣するのんちゃん。

ハトって怖いよな~。幼児のサイズだとハトは相対的に大きく見えるわけでなおさら怖いはず。明らかにクレープどころじゃないよな。気持ちはよくわかる。

この数日間小分けに見ていた『ジョン・ウィック:コンセクエンス』という映画を見終わった。おもしろかった。

それにしても、ふしぎ、というか絶妙なリアリティラインで描かれている映画だ。ときどき「いま主人公死んでなくちゃおかしくないか?」という場面があるのだが、ちゃんと生きている。

映像がこっていて、やたらとキレイなのもなんだか不自然でおもしろい。このくらいキレイにしないと「殺し屋が存在するファンタジー世界」の説得力を作れないのだろうと察する。

2024年2月13日

ここから先は

1,359字

サポートしていただけたら妻においしい果物を買ってきます。