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日本人の英語の発音。ちゃんとしてる説。

気づいたことを書きます。

結論を言うと、日本人の英語の発音はちゃんとしているから自信もっていこうということです。


現在、アイルランドで外国の先生と授業づくりをしています。

いきなり英語で授業づくりをするのもむずかしいので、ならしとして、1週間、英会話のレッスンをしました。

レッスンでは、いろいろな国の人と英語で話します。


ぼくのクラスには

イタリア・韓国・スペイン・フランス

の人がいます。会話をしていて、

「あれ?すこしばかり聞きとりにくいぞ?」

と感じる人がいました。それは、

イタリア・スペイン・フランスの友人でした。

ぼくだけそう感じたのかなぁと思っていましたが、レッスンの担当の先生も、何度か聞きなおしていました。

これはぼくだけじゃない。


たとえば、イタリアの友人は

友1:「日本出身なの??僕は日本の『アントレアントレ』という漫画が好きです」

ぼく:「(アントレアントレ?)・・・

友1:「ゴンが主人公の。」

ぼく:「あ〜!HUNTER×HUNTER!?」

Hは発音せずに、Rはきちんとレとして発音。


たとえば、スペインの友人は

友2:「ヤパンのどの市に住んでいる?」

ぼく:「ヤパン?・・・(文脈的に)ジャパン?」

JがYとして発音されている。



といった感じです。文脈で判断できますが、すこし聞きとりにくかったです。


逆に聞きとりやすかったのが、韓国・日本の人の英語でした。

レッスンの先生もそう感じているようでした。


この違いはなんだろう?

と考えてみたところ、彼らの母国語を文字にしてみたら、理由がわかりました。

日本語の「おはようございます」は

韓国「안녕하세요」(アンニョンハセヨ)

イタリア「Buon giorno 」(ボンジョルノ)

スペイン「Buenos dias」(ブエノスディアス)

フランス「Bonjour」(ボンジュール)

このように、イタリアやスペインの人は、母国語がアルファベットでかかれています。

つまり、彼らは、

英語の発音が慣れ親しんだ母国語の発音にひっぱられてしまう

のが原因だったのです。

その点、日本や韓国の人はアルファベットを学ぶタイミングで発音も学びます。アルファベットの発音も初めての経験のため、何かにひっぱられることはありません。

もちろんこれは英語初学者の人たちの話なので、どの国の人でも発音がうまい人はうまいです。

ちなみに、ぼくたち日本の人もカタカナ英語だと通じないときもあります。

きちんとRやthの発音も授業で学んだとおりに発音しなければなりません。

・・・とはいうぼくも、なかなかちゃんと学んだとおり発音することは面倒くさいし、なんだかカッコ悪いと中高生のころはおもっていましたが。。。

今では中高のころの英語の先生に感謝しています。

発音に自信をもって、間違えることを楽しむくらいの気持ちで会話をしていきましょう。




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