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被災体験記

【チャレンジ 10/20】


台風24号すごかったですね。
東京の方では夜中の雨風がすごく、次の日の電車への被害が大きかったようです。
しかし、現在私が住んでいる静岡県の西部では大きな停電の被害がありました。

これを書いている現在も、中部電力が管理する地域では186,100戸もの家庭で停電が発生しているらしく、まだ数日かかる地域もあるようです。

幸いにも、私の住んでいる地域は昨日の夜中に電気が戻り、普段の生活を送れるようになりました。
しかし、このような体験は初めてでしたので、とても衝撃的でした。

まず、当たり前ですが夜は真っ暗。
10/1になるかならないかという夜中に停電が起こりました。
最初は、どうせ数十分もすれば戻るだろうと思っていたのですが、全然戻る気配がない。
しょうがないから、そのまま寝ることにしました。
その時はまだ、「どうせ、寝ている間に電気が戻っているだろう」と思っていたので、電気のスイッチをオンにしたままで、復旧したらすぐ分かるようにしていました。

翌日、会社からの連絡で目が覚めました。
「会社とその近隣地域が停電のため自宅待機です」
おうふ……。
翌朝になっても家の電気は点きませんでした。
洗濯もせず、シャワーも浴びずに寝てしまったのですが、当然それらもできません。
レトルト食品もありましたが、電気が使えないのでお湯も沸かせず、電子レンジも使用できない。
思っていた以上に電気に依存した生活をしていたことに気づかされました。

幸いにも近くのコンビニやスーパーのある地域は停電していませんでした。
どうにか、スーパーにたどり着き、調理せずとも食べられるものを探したのですが、パン、惣菜、弁当といったものはことごとく売り切れ。そして、ペットボトルの水も売り切れていました。

いやぁ、大変なことになったなぁ、とシリアルやお茶のボトルを購入し、家に帰りました。
すぐに食べられるものが多少あったのと、お店がやっていたのは救いでした。
そして、夜になっても電気は戻らず、星の写真を撮って過ごしていました。

23時ごろに電気がやっと復旧し、その時はとても安心しました。

今回、初めて軽い被災を体験したことで防災への意識が高まりました。
近くに停電していない地域があったので、あまりひどいことにはなりませんでしたが、それでもスイッチ一つで電気が点かない状況というのは異常に思いました。
それほどまでに、インフラに頼りきった生活をしていたことに気づき、今後は日頃の備えを十分にしておこうと思いました。
これで断水もしていたら目も当てられませんでした。

日頃、あまり意識しなかった自然の怖さを再認識する経験でした。

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