見出し画像

不安だった、つらかった頃の自分自身に報告と感謝をしていますか?~こんなときだからこそ~

 外出自粛が要請させる中(「自粛」の「要請」ね……)近所の木々に囲まれた緑地への散歩が日課になっているが、数日前、二転三転するコロナ対応方針の連絡が会社から来て、心の落ち着きが失せてしまった。そして昼と夜、二回緑地を散歩した。

 目先の予定や計画ですら、定められたものを失い、揺れる心をどうにかしようと、考えや行動を色々練ったりもした。暗い緑地を一人歩きながら、内的にもがいていたのだ。

 結局、まあ妥当ラインかな、という範囲にコロナ対策方針が決まり、最悪の場合に実行しようと思っていた少々極端な行動も、現時点はやらずに済んだ。

 今日、自分は緑地に行くべきだと思う。しんどかった数日前の自分に「まあまあマシなところで落ち着いたよ」と報告し、「もがいてくれてありがとう」と感謝しないといけない。できれば緑地のベンチで読書して見せ「後何日か経てばこういうことする余裕も生まれるぜ」なんて示してみるべきかもしれない。

 結局自分の足跡は考えたことも含めて、必要に応じて自分の中で振り返ることが、次に何かあったときの「武器」にもなるのだろう。

 それにしても、私よりもきつい状況にいて振り返る余裕も無く、経済的困難の中にいる人のためにどうにかしなければならない。オンライン署名やら寄付やら、SNS上での対政府要求の援護リツイートぐらいしか浮かばないが。余裕のある人はその範囲で、できることをするしかない。

 あと、今日の午前中ドイツとキューバの見事なコロナ対策と、そこに通底する思想を発見したので、どこかで書かないとな。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?