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聖書の自虐

 典型的に、新約聖書の「ペトロの手紙 一」などを読んでいて感じることですが。

 聖書には「悪にたいして悪で返すな」的な言葉がたくさん出て来ます。最初は、「敵を愛し、迫害する者のために祈れ」くらいから始まるのかな。

 それが、「悪にたいして悪で返すな」というのがエスカレートすると、「やり返すな、言い返すな」となり、「意地悪な主人にも従え、妻は夫に従え、子は親に従え」というふうになっていきます。

 これはキリスト教倫理というのだろうか。私はそんな自虐は嫌ですけど。

 聖書絶対主義者に限って、言われたら言い返しているではないか。そんなに聖書絶対主義者なら、言われても言い返すな、やられてもやり返すな。

 私は、いくら聖書に書いてあることでも、嫌なものは嫌です。とくに新約聖書の後半、従え、従え、ばかりになってくる。いい加減にしてくれ。

 以上です。お読みくださり、ありがとうございました。

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