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私にはセルフプロデュース能力がない

 私には不得意なことがいっぱいあります。段ボールをたたむのも苦手だし、掃除も苦手だし、整理整頓も苦手だし、洋服をたたむのも超苦手です。ほとんど不可能に近いです。しかし私には得意なこともあります。前にも書きましたが、採譜(耳コピの能力)やプログラミング、校正・校閲や算数・数学、このような物書きの能力、宗教的なセンスなど。それらを生かしてこれから生きていけないかと画策するわけですが、どうも私はフリーランスとしては成功しなさそうです。なにしろ自分を売り込むのが苦手で、ひとにうまく説明するのが苦手で、自分から仕事を取ってくるようなことが苦手なのです。そのひとつの表れが、このnoteにおける「スキ」の少なさです。私の記事は(自分で言っていれば世話はないのですが)なかなかおもしろいと思います。しかし、私よりもおもしろくない(失礼)記事をお書きのかたで、私には及びもつかないスキの数を誇っているnoteの皆さんはたくさんおられるわけです。これは私のセルフプロデュース能力の低さを「数」が物語っているひとつの証拠とも言えそうです。

 この文章をここまでお読みになってもお分かりの通り、私は自分をうまく売るのがへたです。自分の「よさ」をうまく人に説明できないし、逆に自慢のしすぎで鼻についてしまう。じょうずな人は、いかにも自慢はせずに、鼻につかずに、いかに自分が「できるか」を売り込むことができるのです。

 この苦手さは、もはや「発達障害の障害特性」レヴェルだと気がついてきました。ある程度は訓練でどうにかせざるを得ないと思いますが、基本的にはこれは「障害」で、車いすの人が階段で二階へ昇れない水準の「できなさ」加減であることに気がついて来ました。

 すると取る選択肢も見えてくるので、この点に関しては、私は人に頼るしかないです。じょうずに私を売ってくれる人に頼るしかない、という人生の大きな流れが見えて来た気がします。

 ときどきアドヴァイスしてくださるかたのなかに、「腹ぺこさんは、うまく仕事を取って来てくれる人がいて、それをただこなすだけでよければ、その才能が生かせるかもしれませんね」とおっしゃるかたがあったりします。今までは「そんなむしのいいことあるものか」と思っていましたが、どうやらこれを地で行かなければいけないくらい、私にはセルフプロデュース能力が欠如しているのです。これは障害特性レヴェルです。

 私の記事がクリスチャンプレス(クリプレ)というインターネット新聞に載っていることはときどき書いていると思います。今回ははじめて自分の記事のリンクを以下にはってみようと思います。これも、ある非常に優秀な編集者のかたが、私の書いたものからうまくチョイスして、編集して、載せているのです。確かに私はこの面で助けてくれる人がいたときに輝けている!


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