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自作の聖書クイズ

また、くだらない記事で、恥ずかしい記事です。マニアックです。自作の聖書クイズです。すべて、日本聖書協会の聖書本文検索を使って確認していますが、もし、間違いがありましたら、教えてくださいね!

1. 聖書に載っている福音書の数はいくつですか。
2. 聖書に載っているパウロの手紙は何通ありますか。
3. では、ヨハネの手紙は何通ありますか。
4. モーセの兄、姉の名前をそれぞれお答えください。
5. 聖書には「ハレルヤ」という言葉が出てきますが、新約聖書でこの言葉が出てくるのは、ある書物のある章だけです。なんという書物の、何章でしょう。
6. 以下の5つの話を、聖書に出てくる順番に並べ替えてください。
「よいサマリア人のたとえ」「ザアカイの話」「マルタとマリアの話」「放蕩息子のたとえ」「金持ちとラザロ」
7. 詩編のなかで、「ソロモンの詩」と書かれているものは2つだけです。これはほんとかうそか?
8. サウロ(サウル、パウロ)の目からうろこが落ちました。これ、ほんとかうそか。
9. イサクは、老い先が長くないことをさとって、エサウに祝福を与えようとしますが、その祝福は、リベカの計略によって、ヤコブがだまし取ってしまいます。怒るエサウから逃げたヤコブは、ラバンのもとで働き、たくさんの子供が生まれ、やがてラバンのもとを逃れてエサウと再会しますが、なんとそのころまだイサクは生き続けていた!ほんとかうそか。
10. 洪水が起きたとき、ノアは何歳でしたか?
11. アナニアという名前の人は使徒言行録にしか出てこない。ほんとかうそか。
12.「イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがたとともに」という、祝祷などでよく聞く言葉は、聖書のどこに出てきますか。
13.ダビデの息子のひとりで、異母妹の女に恋をして、仮病を使って彼女をおびき出して強姦し、あげくに追い出した人物がいますが、この人物と強姦された人物の名前をお答えください。
14.サムソンはペリシテ人に捕らえられて、ダゴンにいけにえをささげているところへ連れていかれ、見世物にされました。このとき、屋上にいた人数は何人でしたか。次の3つから選んでください。
・30人・300人・3000人
15.パウロ一行が難船して、ある島にたどり着きましたが、その島はなんと呼ばれていたでしょう。
16.ピラトが「ポンティオ・ピラト」という名前(フルネーム?)で出てくる場合のある福音書は1つだけです。その福音書をお答えください。
17.サウロが改名してパウロになりました。ほんとかうそか。
18.イエスの母の名前が一度も出てこない福音書がひとつあります。どれでしょう。
19.トマスが「わたしは決して信じない」と言ってから、イエスが現れるまで、何日かかったか。
20.コヘレトの言葉(伝道の書、伝道者の書)の最初の言葉は「なんという空しさ、なんという空しさ」(「空の空、空の空」)です。ほんとかうそか。
21.エマオへ行く途中でふたりの弟子にイエスが現れました。このふたりの弟子のうち、片方は聖書に名前が載っています。お答えください。
22.ヨブをたずねてくる、3人の友達の名前をお答えください。さらに、ヨブ記の終わりのほうで突然、口をはさむ4人目の若い人物の名前もお答えください。
23.エリシャの従者で、ばちがあたって皮膚病で雪のように白くなってしまう人物はだれでしょう。
24.ダニエルが獅子の穴に入れられたときのバビロンの王の名前を以下の3つのなかからお選びください。
・ネブカドネツァル・ベルシャツァル・ダレイオス
25.「箴言」は、後半は格言集になるが、前半には、ストーリー性のある話も出てきます。ほんとかうそか。
26.アブラハムの父の名前はなんでしょうか。
27.シロアムとは、どういう意味ですか。
28.エリコの町が陥落する話で、スパイをかくまった人物の名前をお答えください。また、その人物は、窓から、赤いものをたらしていましたが、赤い、なんでしょう。
答え。
29.エリコの町が陥落する話で、ヨシュア一行は、合計、何回、エリコの町を回ったことになるでしょうか。
30.「詩編と賛歌と霊的な歌」という特徴的な言い回しの出るパウロの手紙をすべて挙げてください。
31.イエスは家畜小屋で生まれたと聖書に書いてあります。ほんとかうそか。
32.東から占星術の学者(博士)がイエスを拝みに来た時、イエスはまだ飼い葉おけに寝かされていました。ほんとかうそか。
33.新約聖書のなかで1番短い福音書はマルコによる福音書で、16章からなります。いっぽうで、新約聖書のなかで1番長い手紙はローマの信徒への手紙で、やはり16章からなります。さて、どちらのほうが長いでしょう。(圧倒的な差があります。新共同訳聖書のみならず、おそらくどの聖書でも、同じ答えになると思いますので、この問題は成立します。)
34.バベルで立派な町を作り始めた人たちは、どの方角から来ましたか?
35.イスラエル(ヤコブ)の、いちばん下の息子の名前をお答えください。
36.聖書で、女性の名前が書名になっているものは、ルツ記だけである。ほんとかうそか。
37.詩編には、「セラ」というなぞの言葉が下のほうに書いてあることは有名だと思います。しかし、「セラ」以外の言葉が出てくる箇所が1箇所だけあります。何と書いてあるでしょう?
38.詩編の下のほうによく出てくる「セラ」ですが、ある預言書にも出てきます。どの預言書でしょう?
39.「へびのように賢く、はとのように素直であれ」という言葉の出てくる書を、すべて挙げてください。
40.「食べるものから食べるものが出た。強いものから甘いものが出た」というのは、だれの発言でしょうか?
41.パウロ一行が、マルタ島を出発して、乗った船の船印はなんでしょうか。
42.ノアの洪水物語で、洪水が起こったのは、第何月の何日でしょうか。
43.ノアの箱舟に乗った人間の人数をお答えください。
44.聖書に、りんごは出てきます。ほんとかうそか。
45.モーセ一行は、紅海を渡りました。ほんとかうそか。
46.ヨナが乗った船は、どこ行きの船でしたか?
47.ヨハネの手紙三は、ある個人にあてた手紙です。誰あてでしょうか?
48.「愛する医者ルカがよろしく」、とパウロは書いています。ここから、ルカは医者だと言われるようになったと思われますが、この手紙はなんという手紙ですか?
49.「ナザレから何か良いものが出るだろうか」という言葉は、誰の発言でしょうか。
50.「働かざるもの、食うべからず」という、修道院のスローガンみたいな言葉は、パウロの手紙のなかに出てきます。何という手紙ですか。
51.「目には目、歯には歯」というくだりは、聖書全体で、何回、出てくるでしょう?
52.詩編のなかで、モーセが書いたものは、1つだけです。ほんとかうそか。
53.イエスは復活しました。ペトロは走っていって、空の墓を見ましたが、この「ペトロは走っていって空の墓を見た」という話は、4つの福音書のすべてに出てくるわけではありません。どの福音書に出てくるでしょうか?
54.「先生、永遠の命を得るには、どんなことをすればよいのでしょうか」とイエスにたずねた人物が、「青年」だったと記している福音書は、1つしかありません。どれでしょうか。
55.「ゴルゴタ」を「丘」だと書いている書は、どれでしょうか。
56.パウロとバルナバは、伝道旅行中、神々と間違われて、パウロはヘルメス、バルナバはゼウスと呼ばれてしまいます。その場所はどこでしょうか。
57.パウロは、□□人の幻を見ました。その直後、使徒言行録は、「わたしたち」という言い方が出てきますが、□□に入る地名をお答えください。
58.ファラオに、ネコという名前の人物が出てくることはよく知られていると思いますが、さて、聖書に、「猫」は出てくるでしょうか?
59.ダビデは、ゴリアトを倒すために、石を5個、持っていきましたが、実際に投げたのは何個でしょう。
60.ミリアムとアロンとモーセは同じ年に死にました。ほんとかうそか。
61.バラムとバラクの話は、荒れ野の40年の最後の年、モーセの死の年のことです。ほんとかうそか。
62.ダビデはエッサイの七男です。ほんとかうそか。
63.イスラエル十二部族の「12」という数は、3×4でもあり、2×6でもありますが、それぞれ、12が3×4でないと成立しない聖書の箇所、2×6でないと成立しない箇所を挙げてください。

答え

1. マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネで、4つです。
2. 13通です。いちいち数えなくていいですよ。説教でよく聞きます。「さて、パウロの手紙は13通ありますが、きょうはその中でもガラテヤの・・・」
真筆か偽筆かは問わないでくださいね。それは聖書には書いてなく、あくまで学問上の説です。われわれは、聖書に書いてあることだけでクイズをします。
3. 3通です。
4. アロンとミリアムです。なお、出2章に出てくるモーセの姉(赤子のモーセをナイル河畔に置いたのを見ていて王女が拾い上げたとき・・・という有名なエピソードに出てくるモーセの姉)は、ミリアムとは書いてありませんからね。
5. 黙示録の19章です。あと「ハレルヤ」は詩編とトビト記(続編)に出てきますが、詩編のハレルヤは、以前の聖書では「主をほめたたえよ」でした。これは、黙示録19章のおかげで「ハレルヤ」という言葉が有名になって、新共同訳聖書は、詩編のほうも、「ハレルヤ」にしたのだろうなあ、と推測いたします。
6. よいサマリア人(10章)、マルタ(その直後、10章)、放蕩(15章)、金持ち(16章)、ザアカイ(19章)。すべてルカにしか出てこない話ですので、この順番しかありえません。なお、5つのものを並べる場合の数って5の階乗で120通りなので、この問題、120択問題なんですよね・・・。また、ルカってその福音書の冒頭で「順序正しく書いて」(ルカ1:3)て書いてるとおり、自分の順番には自信のある人です。誘惑物語(4章)でもマタイと順番が違いますし(2番目と3番目が逆。私の感覚では、マタイもルカも、誘惑が強くなる順に並べていますが、ルカは、「悪魔も聖書を引用する」というのが最大の誘惑だと思ったんじゃないかと・・・)、あと、ペトロ(シモン)を召命する前にシモンのしゅうとめをいやしているし、たしかに順番にはこだわりがあるみたいです。
7. ほんとです。72編と127編。ちなみに72編は、「ソロモンの詩」で始まり、「ダビデの祈りの終り」で終わります。ソロモンの詩か、ダビデの祈りか、どっちですか笑
8. うそです。目から「うろこのようなもの」が落ちたと書いてあります。「うろこのようなもの」という日本語は、「うろこに似ているが、決してうろこではないもの」を意味します。だから決してパウロの目からうろこは落ちていません。
9. ほんとうです。イサクの死は創世記35:27以下で語られ、すでに和解しているエサウとヤコブが葬ります。自分がいつ死ぬかって、わからないものなんですね。エサウとヤコブはイサクが60歳のときの子供で(創世記25:26)、イサクの生涯は180年だったので、イサクが死んだとき、エサウとヤコブは120歳くらいだったことになりますね。
10.600歳です。この時代の人は、しばしばかなり長生きです1。族長物語になっても、すぐ上のイサクのように、180年も生きる人がいます。
11.ほんとうです。3人います。アナニアとサフィラのアナニア、サウロに手を置いたアナニア、大祭司アナニア。
12.コリントの二のラストです。
13.アムノンとタマルです。ずいぶんひどい話のようですが、たしかにひどい話でしょうね。以前、古本屋さんで、全国学校図書館協議会選定図書と書いてある新共同訳聖書を見たことがありますが、全国学校図書館協議会さん、全部読まないで選定しましたね。笑
14.3000人ですね。よく屋上に3000人も乗りましたね。イナバの物置の30倍ですよ。古いコマーシャルでしょうか。すみません。
15.マルタです。以前、マルタ島に行きたいと言っていた人がいましたが、だいぶいまは当時のおもかげはないらしいですけど…。
16.ルカのみです。ルカ3:1。聖書全体でも「ポンティオ・ピラト」(使徒信条は「ポンテオ・ピラト」ですが、新共同訳はこう書きます)が出てくるのはほかに、使徒4:27と、一テモテ6:13だけです。
17.うそです。サウロがヘブライ語の名前、パウロがギリシア語の名前であるだけです。使徒13:9あたりからパウロになるので、あたかも改名したかのような錯覚におちいりますが。「名前もパウロと改めて♪」というこどもさんびかは間違っています。子どもに間違いを教えないでくださいね。
18.ヨハネによる福音書です。一貫して「イエスの母」としか書いてありません。そもそも出てくるのが、カナの婚礼と、十字架のシーンだけですし。
19.8日です。すぐ現れたわけではないですね。「イースターの8日目に、『ぼく信じない』ってトマスがいうと」というこどもさんびかも間違っていますね。8日たってから「ぼく信じない」と言ってイエスが現れたのでなく、「ぼく信じない」と言ってから8日たってイエスは現れたのです。子どもに間違いを教えないでくださいね。
20.うそです。正しいコヘレトの出だしは「エルサレムの王、ダビデの子、コヘレトの言葉」です。ひっかかったな~笑
21.クレオパです。
22.3人の友達は、テマン人エリファズ、シュア人ビルダド、ナアマ人ツォファル。4人目はエリフ。エリフは、来た形跡がないのに、実は若いから遠慮して黙っていたことになっており、さらに不思議なことには、いつの間にかいなくなって、ヨブ記のラストでは、友達はやはり3人に戻っているということです。
23.ゲハジです。しかしどういうわけか、その出来事でゲハジは失脚したかにみえて、まだゲハジは出てくるんですよねえ。
24.ダレイオスです。
25.ほんとうです。箴言は最初から最後まで格言集ではありません。7章などは、ひとつのストーリーといってよいでしょう。淫乱な人妻の話。いや、おそらくもっと正確には、それにだまされる男の物語でしょう。
26.テラと言います。よろしくお願いします。ちなみにアブラムの弟でハランというのがいますが、その名前が出た直後、テラはハランという土地に行きます。この人名のハランと地名のハランは無関係で、混乱しますね。創世記11:27以下をご覧ください。
27.「遣わされた者」という意味です。ヨハネ9:7。
28.ラハブです。同じ名前の化け物のようなものも聖書には出てきますね。ヨブ9:13など。そして、赤い、ひもです。
29.13回です。6日間、1日1周で、7日目、7周。6+7=13です。
30.エフェソとコロサイです。エフェソ5:19とコロサイ3:16です。
31.うそです。飼い葉おけに寝かされたと書いてあるので、馬小屋か牛小屋かと思われているだけです。
32.うそです。「家」にいました(マタイ2:11)。というか、博士はマタイ、飼い葉おけはルカで、そもそも文脈が違いますね。
33.圧倒的に、マルコのほうが長いです。どの聖書でも、おそらくは原文のギリシア語でも、マルコのほうが長いんでしょうねえ。全般に、福音書より手紙のほうがひとつひとつの章が短い気がします。ちなみに、マタイによる福音書は全28章、ルカによる福音書は全24章、しかしページ数でいうとルカのほうが長いですよ。ちなみに聖書全体で最も短い書はヨハネの手紙二(これは微妙なんですが、おそらくこれですよね)、最も長い書は詩編です。
34.東から来ました。
35.ベニヤミンです。これ、けっこう有名な専門家の先生でも、間違えてヨセフだと書いている人がときどきいますので、創世記35章をご確認いただきたいのですが、ベニヤミンです。
36.うそです。エステル記がありますし、続編にはユディト記がありますね。
37.「ヒガヨン・セラ」です。9編に出てきます。
38.ハバクク書です。
39.マタイによる福音書だけです。
40.サムソンです。
41.ディオスクロイです。
42.第2の月の17日です。
43.8人です。ノア、セム、ハム、ヤフェトと、そのおのおのの妻が乗りましたので、8人になります。
44.ほんとうです。雅歌をはじめ、箴言やヨエル書に出てきます。
45.ほんとうです。出エジプト記だけ見ていると、紅海じゃなくて「葦の海」を渡ったようですが、ヘブライ11:29や、使徒7:36などを見ますと、たしかにモーセ一行は紅海を渡ったようです。新約や続編だと紅海になっているみたいですね。
46.タルシシュです。ニネベではないですよ!
47.ガイオという人にあてています。
48.コロサイの信徒への手紙です。
49.ナタナエルです。ちなみにヨハネによる福音書は、十二弟子の全部の名前を書くこともありません。「十二人」とは言うんですけど。
50.テサロニケの信徒への手紙二です。ちなみにそこには「働きたくない者は、食べてはならない」(二テサ3:10)と書いてありまして、「働かざるもの、食うべからず」というのとは、ちょっと意味が違いますね。したがって、「出てこない」と答えたかたも正解です!
51.4回です。出エジプト記、レビ記、申命記、マタイによる福音書、です。
52.ほんとうです。90編です。ちなみにこの詩編には、10節に、「人生の年月は七十年程のものです。健やかな人が八十年を数えても」という言葉がありますが、モーセって、80歳で召命されて、120まで生きた人なんですよね・・・。
53.ルカとヨハネです。
54.マタイによる福音書です。ちなみにマルコでは、「善い先生」と呼びかけることになっていますが、それだとイエスは善い先生じゃないっていうの?って思ったマタイが、マルコの言い方を変えたというのが、とてもよくわかる箇所になっております。
55.ひとつもありません。つまり、聖書を読む限り、ゴルゴタは丘ではないのです。
56.リストラです。
57.マケドニアです。
58.これは微妙ですね!プロテスタントの聖書には出てこないと言わざるを得ないのですが、じつは続編の「エレミヤの手紙」に出てきます。だから「教派による」としか言いようがないのではないかと思います。
59.1個です。
60.ほんとうです。いずれも荒れ野の40年の最後の年に死にました。
61.ほんとうです。というか、民数記の20章1節以下が、すべて荒れ野の40年目、モーセの死の年の出来事なのです。
62.聖書の箇所によります。歴代誌上2:15によれば七男ですが、サムエル上16章によれば、七男ではありえません!(エッサイの息子7人が通過してから末の子であるダビデが出てくる。ダビデは八男か?)
63.エフォドの宝石の数は、イスラエル十二部族にちなんで12個ですが、4列3個ずつ並べるので、3×4でないと成立しません(出28章)。また、レビ24章で、12個のパンを6個2列に並べています。

以上です。マニアックですね。恥ずかしいですね。もし、間違いを見つけられたかたは、教えてください!ここまでお読みくださり、ありがとうございました!

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