向き合う、ということは

向き合う、ということは

自分を知る、ということ。

人と向き合う。

課題と向き合う。

テレビと向き合う。

猫と向き合う。

本と向き合う。

結局、自分と向き合う。



恋人が出来た。

33歳の色気はないのに、年齢だけは女真っ盛り(スナックでは熟女で働けるらしい)な私に

8個も下の25歳ヤンチャボーイ。


ヤンチャにも程があるだろ、と言いたいが


今まで人並みにお付き合いを経験して
人並みに愛されてきて
人並みに愛してきたけど

こんなデロデロな溺愛の愛情表現は

された事がない。

ヤンチャにも程があるだろ、25歳。



彼とお付き合いするまでには、自分を粗末に扱ってた恋ばかりしてきた私。

本当に大事な人を大切に出来なくて、依存してお別れしたこともあった。

それから、上手く人と付き合えなくて。
自信なんてなかった。

逃げまくっていたから、自分から。


そんな自分とちゃんと向き合いたいと、心の悲鳴が聞こえたのが二年前。
限界だった。
これ以上は、誤魔化せなかった。

自分の本当に嫌なところ、好きなところ、隠したい事、秘密にしてたこと、恥ずかしい趣向など、
今まで蓋をしてきたものを
全てオープンにした。

その中には

子どもの頃から男らしい私が

一番置き去りにしてきた


「女として、愛されたい、愛したい」

この感情を受け取って、心の声に従ってみたら。



こんなに、女性らしいピュアな色気があったんだって
私もびっくり、周りもびっくり。


それからは、出会いの数も多くて
人に見られるのも気持ち良くて

前なら女性として見られるのが嫌で仕方なかったのに

今ではその視線すら可愛く感じるほどで。


そんな私で生きてきた。


私を真剣に愛して、向き合ってくれる人はどこにいるんだろうって

二年間探し続けた。


そしたら、ひょんなところで今の彼と出会って

二ヶ月足らずで告白されて、

お付き合いを始めた訳だけど。


私以上に、私を大事にして、愛でてくれる。

それを、全身で隠そうともしない。

甘えたいなら、甘えてくる。

だから、甘え下手な私ですら

素直に甘えられる。


年齢なんて


関係なかったね。


今から見えてくる物は


今まで見てたものと、きっと


全然違う世界なんだろうなと


愛しさで堪らなくなる夜中23時

向き合い続けた私を

私は愛してる。


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