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人にやさしく

シャツをクリーニングに出しているのだけれど、初めて回収の現場に立ち会った。

集めたら手首および腕、そして襟元(ボタンダウン)のボタンを一つずつ外して、シミや解れの有無をチェックした後に、タグ付けをしてくれていた。
考えてみれば、手元に戻ってきて、再び着る際、すべてのボタンを留めているのだから、外してくれているのは当然なのだけれど、「あ、そうかやってくれているんだ」と認識できた。
たまに「前のボタン全部留まってる」シャツがあるので、その時は手間がかかるそうだ。(首元だけ外して、「ズボっ」と脱いだパターンね)

これからクリーニングはすべてのボタンを外してだせば、次の手間を外せるってことなので、そうしようと思う。
思えば、新幹線でも「倒れたままの席」を戻してくれる人がいる、ということを知って、今では降りるときに戻すことを意識している。

「自分の後ろの人」のことを認識すると、ちょっと優しくなれるということなのかな。
「世界は誰かの仕事でできている」という昔のCMのコピーを思い出した。

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