黒歴史を殺すな

下書きには大量の記事が貯まっているのだが、どうも途中まで書いて「なんかちげぇな…」ってなってそのまま封印してしまう。このような人間がたくさんいると社会はだめになる。

さて、前置きはここまでにしてタイトルのことについて今回は考えていきたい。

「あの時の俺は何をしていたんだ……。タイムマシーンがあったら殺してやりたい……」

この記事を読んでくれている「物好きな」読者の方々もこのようなことを幾度となく考えたことがあるのではないか。
多分僕のような外れ者の記事を好んで読みたいという人は、少なからず僕と共通項がある人間だと思うので、断言する。あなたたちの黒歴史は多い。

と、述べているように僕も自分で言うのもなんだが数多くの黒歴史を抱えている。比較したわけではないが同年齢平均をはるかに上回る数だと自負している。

でも「あの頃の僕は馬鹿だ……。なんであんなことを…あんなことをぉぉぉぉwowwowwow…YeahYeahYeah……Wow wowo~~かがやいたのは鏡でも太陽でもなくて」となっているときはそう感じることは難しいが、やはり思い返せばそういう経験をしていることは今とても役立っていることが多いし、切り捨ててはいけないなと感じる。

中国の太極図をご存じだろうか。黒と白の勾玉みたいな模様が混ざり合っているあれだ。あのような感じで、僕らの経験や心というのは黒歴史という部分は必ず必要な部分であり、白と黒が混ざり合って初めて個体として成就していくのではないかと思う。

僕が信俸してやまないamazarashiの「雨男」という曲でもこう綴られている。

恥さらしのしくじった過去と 地続きの今を無駄となじるな

本当にいい曲なのでまじで聴いて。こんな記事はもうどうでもいい。ツ〇ヤに行ってアルバムを借りてきてほしい。どうでもいいが、Tポイントカードにポイントをいつも貯めているけれど使うタイミングわからなくないですか?

僕らはこれからも黒歴史をきっと積み重ねていくのだろう。
それでもそれは今と地続きになっていて、何か役立つことがきっとある。
その時を信じて今は怖がらずにどんどん黒歴史を積み重ねていこうと思う。

しかし、太極図のように黒と白のバランスはある程度守られていないといけないとも思う。

このnoteが将来そのバランスを崩す黒歴史にならないよう願うばかりだ。

#エッセイ #cakesコンテスト


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