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初体験

今、私は24歳です。
アルビレックス新潟のサポーターを始めて20年ほど…
サポーターになるタイミングとは人それぞれで。
私の旦那はそのタイミングが今年でした。

さて、サポーターのみなさんが
初めて「負けて悔しい」と思った試合はいつでしょう。
負け試合はやっぱり悔しいものです。
クソーと思う試合もあるはずです。

「くやしい~〜〜」

さてここで問題
これはどの試合の後の誰の言葉でしょう!


これは今シーズン7月23日のホーム岡山戦
私の旦那が呟いた言葉でした。
旦那は元々サポーターではありませんでした。
私の周りには悪い大人がたくさんいるので
まんまとハメられた旦那…
と書くと語弊がありますね。
試合に連れていくうちに、
しっかりとアルビレックスにハマった"はず”
の旦那は負け無しでした。
「俺が行くと勝つからな~」
とビールを飲むのがお決まりでした。

岡山戦までは。

この試合で、私の旦那は初めて
「負けて悔しい」を経験しました。
負け試合初体験です。

「うわ~、負けるとこんな気持ちなのか。悔しい~!勝ちてえ~」とビールをグイッ。

その言葉を聞きながら、こんなことを考えていました。私がこの初体験をしたのは幼少期です。
正直「悔しい」と思っていたかも分からない
小さい時でした。
自分もそう思っていたのだろうか…
その時はきっと
スタジアムグルメを食べたり
フェイスペイントをしたり
お祭りみたいなあの雰囲気が好きで
通っていたのではないかなと思います。

すると
「いいね~、サポになってきたね~」
と父の一言。

たしかに、負けて悔しい!勝ちたい!
よしもっと応援するぞ!
となるのがサポーターだと思ってます。
幼少期の私もきっとそんな気持ちが
多少なりともあったのではないかなと思いました。
もちろん試合前後の楽しみはありました。
でも、負けていても勝っていても
ビッグスワンに行きたかった。
みんなで声を出して応援したかった。
勝利をみんなで喜びたかった。
そしてそれが何より楽しかった。
アルビにハマっていました。

父の一言に
旦那はしっかりアルビにハマっているんだな
と確信しました。

ただ、制限なく声を出して応援することが
なかなかできない今。
やっぱり声を出したあの一体感が
ズルズルと沼に引き寄せる、、と思っています。
なので、声も出せないこの時期に
どハマリしてくれた旦那には感謝しています。

初めは、『彼女の趣味だから』だったかもしれない。
でも今は『試合を見に行きたい』と
1サポーターとして試合に行っています。
もちろん、あの頃の私のように(今もですが)
旦那も試合前後も含めて楽しんでくれています。
早く行ってうまいビールを飲みたい!
と張り切ってスタジアムに向かいます。
そして、勝った日には宴です。

いつか絶対に
声を出して応援する
あの一体感の素晴らしさを感じて欲しい。
一緒に声を出して応援したい。
そんなことを思っていた矢先の
ビッグスワン声出し解禁。
訳あってまだ行けていません。

次旦那がビッグスワンに行けるのは
10月23日。最終戦。
初声出しが最終戦だなんて
より一層熱くなったビッグスワンでの声出し
旦那の声出し初体験も楽しみです。


(ちなみに写真は旦那の"初”神ユニです)

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