リカバリー食の奥義

リカバリー効率を上げる

こんにちは!おとんです!

今回は、リカバリー食にとって最も大切なことをお話します。

今回話した事をしっかり守るだけで、リカバリー効率は劇的にアップしますので、ぜひやってみてくださいね。

それでは早速始めていきましょー!

食べ物よりも食べ方

リカバリー食ではこれまでお話ししてきたように、何を食べるかはとても大切です。

しかし、それ以上にどうやって食べるか(食べ方)を重要視します。

ぜひ心を真っさらにして聞いてくださいね。


その食べ方とは、

「よく噛む」

ということ。


そんなの当たり前だろ!と怒る方もいるかもしれません。苦笑

しかし、これ、リカバリー食の「基本にして奥義」なんです。

基本基本っていうと、特に若い人には嫌がられますが(笑)、とても大切なことなのでお話ししていきますね。

基本は奥が深い

一流の人達は例外なく基本を大切にしています。

おとんはサッカーの世界に深く関わりましたが、基本を大切にしてない人は例外なくそのうち活躍できなくなりました。

これは医学部受験の時も同じで。

とにかく基本って、もう完璧!ってなることはなくて、どこまでも深められるものなんです。

だから、一流の人達は、一流と呼ばれるようになってからも毎日基本動作を繰り返します。

それだけ、基本って奥が深いんですね。


よくある勘違いで、基本とは簡単なことだ、というのがあります。

これ、全然違います。

というか、そう思っているうちは、たぶん一流にはなれません。苦笑

基本は簡単ではない

基本とは、シンプル(単純、要素が1つだけという意味)なことです。

しかし、単純なのと簡単なのは違います。

シンプルなことが簡単だとは限らないんです。

例えば、サッカーで短い距離のパスを100%成功させる。

数学でシンプルな公式をどんな問題でも使いこなす。

これらはシンプルですが、簡単ではありません。


よく噛むなんて、ありきたりのことで誰でもできるし、誰もが知っている方法ですよね。笑

しかし、これを素直に毎回のご飯で実践している人はどれだけいるでしょうか?(かなり少ないと思います。笑)

知っているのと、実践してるのとは全く違います。

「シンプルだけどちゃんとできる人は少ない」からこそ、よく噛むことは「基本にして奥義」って言えるんですね。

なぜ噛むのが大切なのか

これまでの記事で、消化は胃腸がコントロールしていると言いました。

つまり、一旦、食べ物を飲み込んでしまえば、私たちの出番はありません。

胃腸が独自に判断し、消化していってくれるからです。

だから、私たちが消化に対して意識的にコントロールできるのは噛むところまで。

しかも、よく噛むのと噛まないのとでは、消化効率が全く変わります。

よく噛むことは、私たちが参加できる唯一の消化の過程だからこそ、とても大切なのです。

よく噛むことのメリット

よく噛むことにはたくさんのメリットがあります。

よく知られているところでは、

・食べ物が細くなり消化しやすくなる

・唾液がよく混ざり消化が早く進む

など。


しかし、実はよく知られていない大きなメリットがあります。

それは、唾液に含まれる抗体が噛んでいる間に食べ物にくっつき、

消化して良いか、異物として排除するか、を判断していること。

初めて聞いた時、おとんもそんなことあるの?と思いましたが、本当みたいです。笑


例えば、栄養素として消化しても良いものと身体に害のあるものとでは、くっつく抗体が変わって。

それを目印に、飲み込んだ後に消化するか、消化しないかを胃腸が判断するのです。

最初から消化しなくて良いものがわかっていれば、不必要な消化酵素を出さなくてもよく、消化エネルギーが節約できます。

逆によく噛まなくて抗体がつかなければ、本来消化すべきではないものも消化しようとして大量の消化酵素を使うこととなり、消化エネルギーが浪費されちゃうのです。

だから、消化酵素の節約のためにもよく噛むことが大切なんですね。

ひと口に何回噛むのか

一般的にはひと口で30回噛みましょう、って言います。

しかし、リカバリー効率を上げるためには、ひと口で50回を噛みたいところ。(多すぎますか?笑)

とはいえ、まずは自分が普段どれくらい噛んでいるのかを数えてみましょう。

意外と少ないことにびっくりすると思います。笑


というわけで、今回は消化効率を上げるために、よく噛むのが大事だよ、

そして、よく噛むことは「基本にして奥義」だよ、というお話でした。

それでは、今回はここまで!

ありがとうございました!

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