酵素不要論

前回の復習と反対意見

こんにちは!おとんです!

前回は、「消化酵素の節約」というお話をしました。

酵素を含んだ生野菜やお刺身を食べることで、消化酵素が節約される、という内容でしたね。

まさにリカバリー食の要です。

けど、実はこの考えには反対意見もあって。(どんな考えにもありますが。笑)

今回はその辺の意見に対してどう考えるかについてお話ししていきます。

反対意見を知ることでより理解を深められるはずです。

それでは早速始めていきましょー!

酵素は必要ないのか?

酵素なんて食べなくてもいい、と言う考えがあります。

その主張としては、酵素も所詮(しょせん)はタンパク質の一種だから、胃酸で分解される。だから食べたって全く意味ないよ、って意見。

まぁそれ自体は正しい部分もあるかもしれませんね。

フラスコの内(実験室)で実験したら、おそらくそうなるのでしょう。笑

科学と体感の分離

しかし、人間の体には、科学ではまだまだ解明されてないことってたくさんあって。

これを「科学と体感の分離」なんておとんは呼んでいますが、酵素もその良い例ですよね。(エビデンスと体感が違うという意味。)

科学的には酵素を食べても意味がないという意見もあるけど、酵素を食べたら調子が良くなるって感じている人はかなり多いよね。これってどう考えるの?ということを今回は説明していきます。

コーラを飲んだら歯は溶ける?
おとんが子供の時、こんなことが言われた時期がありました。

「コーラを飲んだら、歯が溶けるからやめておきなさい。」

って。

確かに、歯の成分であるカルシウムやマグネシウムは酸に溶ける性質があります。

だから、フラスコの中にコーラと歯を入れて置いておくと歯は溶けます。(コーラは酸性なので)


それを見て、

「ほら、やっぱり溶けたじゃないか!」

「コーラを飲むと歯は溶けるんだ!危険だ!」

と、ちょっとザワついたんですね。笑


別にコーラを擁護(ようご)するわけでは無いですが、これは濡れ衣(ぬれぎぬ)。

実際にコーラが口の中にずっとあって、歯がずっとコーラに浸(ひた)されているなんて状況はあり得ません。

それに、歯についたコーラが気になるなら、すぐにうがいをするか、歯磨きをすれば大丈夫。(コーラには他の問題がたくさんあるので飲まない方がいいですが。笑)

酵素の反対意見ってこれとすごく似てると感じるのはおとんだけでしょうか。

実験にはレベルがある

科学的な実験には色んなレベルがあります。

動物や人間の身体をそのまま使う実験や(in vitro:インビトロと呼ばれます)

動物や人間の身体からその一部を取り出して行う実験、ここで言うと、歯や胃酸を取り出して行う実験です。(in vivo:インビボと呼ばれます)

このインビトロとインビボでは結果が異なるなんてことはよくあります。

だから、実験室で行われた結果がそのまま人間の身体に当てはまるとは限らないのです。(同じ科学の中でも条件によって結果が変わることがあるってこと)

酵素もそういったものの1つだろうな、とおとんは思うわけです。

酵素って実際はどうなの?

例えば、生野菜に入っている酵素を、フラスコの中で胃酸と共に置いておけば、おそらく全て分解されて、酵素の働きは失ってしまうでしょう。(インビボ)

しかし、実際の身体の中で、胃酸で酵素が全て分解されるなんて事はなく、酵素としての働きを持ったまま胃を通り抜けるものもある、とおとんは考えています。(インビトロ)

(胃酸で分解される酵素もありますが、全ての酵素が分解されるわけではない、という意味です)

これに関して、人間の身体で実験することは不可能なのであくまで憶測ですが、そう考えないと酵素を食べた時の体調の良さが説明できないかなって。

もしかしたら、これとは違う理由で、酵素は身体に対して良い働きをしているのかもしれません。

しかし、どちらにしても、おとん自身は酵素を食べると体調は良いなって感じています。

自分の身体に責任を持つ

もちろん、人間は一人一人違うので、酵素を食べると体調が悪くなると感じている人もいるかもしれません。(あんまり聞いたことはないですが。笑)

だからこそ、自分の身体、自分の体調は自分で感じて責任を持つしかありません。

どれだけいいよと他人に言われたり、こんなエビデンスがあるよと言われても、実際に試してみて、自分が良いと感じなければ使わない方がいい。

おとんがこれまでご縁を頂いた一流の人達はみんなそういう発想です。


他人の意見は参考にするけど最後は自分で決める。

そこの責任だけは絶対に手放さないんですね。

きっと、そこを人の判断に任せた途端に、転げ落ちるのを知ってるからでしょう。


というわけで、おとん的には酵素は食べた方が良いという結論でした。

それでは、今回は、ここまで!

ありがとうございました!

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