Ⅺ. Dream of death

明けましておめでとうございます、
ムスカリです🎍

皆様はどんなお正月を過ごされましたでしょうか
私はひたすら伊達巻とかまぼこを貪ってました。

お正月のワクワク感ってなんだかあっという間に
終わってしまいますよね。寂しい
あとお餅も気付いたらあっという間に
無くなりました。寂しい

2023年になって初めてのnoteですが、
今回のタイトルは「Dream of death.」
「死の夢」だなんて新年初のタイトルには
少し縁起が悪いかもしれませんね…

随分前に見た、死ぬ夢についてお話します。
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数年前、あの頃はまだ精神的に不安定な状態で抗うつ薬を服用していました。

私の身体が、何かを、ひたすら拒み続けていて
それが抗うつ薬なのか、何度も変わった睡眠薬なのかもよく分からなかった。

ただ毎日のように悪夢を見て、幻覚を見て
何かに怯えながら生きていました。

ある日見た夢
私は何かから逃げている、隠れるように暗い場所に身を潜めていたら大きな音がして自分の周りも意識も真っ黒になった。場面が変わると何故か自宅に居る。でもそこはまるで白い積み木で私の自宅を模倣して作られたような全く別の場所だった。己の目で見ている世界の全てがオフホワイトで、それがもはや本当に全てが白いのか私の目が白いのかよく分からない。誰も教えてくれない。窓から見える景色も、実際の景色と全く同じ、でもまるで違う。とても明るくて白い。ただ不思議だったのはしんしんと雪が降っていたこと。雪が積もって地面や建物が白いのか、それとも元からその色なのか、何も分からないし知らない。この世界を私は知らない。

〈死の世界〉

また場面が変わって、何故か私は学校に居た
セーラー服を着て席に座っている
なぜ私は死んでまで学校へ行かなくてはならない
なぜあの頃着たくて堪らなかったセーラー服を
死の世界で着なくてはならない
どうせなら生きて着たかった

という、死ぬ夢の話でした。

その「死の世界」について、息が詰まるほど
本当に美しかったのを今でも覚えています。
太陽という物自体は存在してなかったと思うのですが、とても明るくて、ただ眩しい訳ではなく
影の生まれる白の世界みたいなそんなイメージ。

先ほど雪の写真を載せましたが、死の世界では雪の積もっていない黒い部分なんて無くてただただ白いんです。何もかもが真っ白で、私の目が色を識別できなくなっていたのかすら疑うほど。

まぁ死んでいるので多少そういうのはあるのかな
もしかしたら死の世界にいる人間はみんな目が真っ白かもしれませんね、黒い瞳孔も消えているかも。

あと死の世界ででも学校へ通っていたのはなんか憤りを感じましたね。きっと不登校だった中学時代を死の世界でやり直していたのかも。不思議だったのは私以外に生徒がいた事。他の生徒達はなんだか心ここに在らずというか、自分が座っていた席もしっかり覚えているのですが少しぐらい顔が見えてもいい場所なのに一切見えなかったのでお人形やマネキンみたいで「生」を感じなかったです。みんな私と同じで学校という場所に心残りがあって死んでしまったのかもしれないですね。

中学にあがって１ヶ月足らずでいじめを経験し
すぐ不登校になった要因によって昼夜逆転生活になり、そんな状況を約3年間過ごした結果、私の色々なものが狂い高校2年の頃には心療内科で睡眠薬を毎月処方してもらっていました。

高校2年の頃には昼夜逆転生活もある程度治せていたのですがやはり自力で眠るという睡眠力？みたいなものがもう失くなっていて、一睡もせずに学校へ行って授業中に眠ってしまうというのは当たり前になっていました。

心療内科の先生も、身体の負担にならないように色々考えて睡眠薬を処方してくださったり、私の話を聞いてくれたり、今でもお世話になっています。あの先生がいないと生きていけない…

高校2年生の時には既にオーバードーズやリストカットなどしていたのであの時抗うつ薬があったらもう少し楽だったかもしれないと思うことはあります。でも先生も「まだ若いからそういうお薬に頼ってほしくない」と申し訳なさそうに言っていました。実際抗うつ薬を服用すると常に気分が良くていつもなら絶対に出来ないのに一人でファミレスにモーニングを食べに行ってそこで絵を描いたり、ずっとなんだか楽しいみたいな感覚。

今思うと、高校2年のあの時に抗うつ薬を飲んでいたら「今の自分になら何でもできる！」と自殺していたかもしれないなって思います。

そのくらいあの頃は苦しくて堪らなかった。
普通に生きていたいのに、自分の本能がそれを望んでいないし周りも望んでいない。

睡眠薬も身体に合わない時はひたすらに合いません。相性が良くないものはすぐに分かります。

今までで一番酷かったのは飲んで1〜2時間で動悸と、漠然とした不安感に襲われて、ベッドでとにかくひたすら何かに怯えながら眠りに落ちて悪夢を見て目が覚めるという最悪のフルコース。
その頃はその動悸と不安感、悪夢のせいで睡眠薬を飲むのが怖くなってしまって4日間眠らずに起き続けました。人間3日寝ないと死ぬって言いますけれどそれは嘘だと私が証明しました。(でも眠らないと身体的にも精神的にも弱っていく一方なので皆さんは意地でも寝てください)

そのあと結局怖い睡眠薬を飲んで
また怯えながら眠りました(病院行け)

幻覚を見たのもその頃だったような
朝、目が覚めてすぐ母を部屋に呼んで「怖いの、何かすごく怖いの、怖い夢を見て、大きくて黒い蜘蛛が部屋にいた」と焦りながら話したら母がすぐ心療内科へ電話をしてくれたのを覚えています。

薬に左右される身も心も、もう要らないって昔からずっと思ってる。でも普通に生きるには薬に頼らないといけない。

でも今は抗うつ薬を服用しなくても精神的に落ち着いていて、ここ数年ほど睡眠薬も変わっていないのでやっと少しづつ前に進めているような気がするんです。

たとえ薬のおかげであっても
眠れるというのは幸福な事です。

そして私のような死に執着している人間は
抗うつ薬を飲んだらむしろちょっと危ないと
過去に学びました。

薬が無いと普通に生きれない身体と心にはなってしまったけれど、今はTwitterで誕生日を祝ってくださるような趣味に出会えたので、幸せです。
それだけを皆さんに伝えたかった。

新年早々、なんだか暗いnoteに
なってしまってごめんなさい。

拙い文章でありながらここまで
読んでくださりありがとうございました🫶