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キングトス


野球の練習にティーバッティングというのがある。本来は投げてもらって的に向かって打つのだから、「トスバッティング」であるのだが、ティーバッティングという名前で広まっている。^^この辺りも野球界の面白いところだ。本来ティーは、ゴルフのティーと同じでティースタンドにボールを乗せて打つのがティーバッティングだ。

(こちらでは、トスとして話を進める。)

 ただ、トスとなると、すぐ目の前に打つ場合と外で遠くへ打つ練習があるので、目の前の的に打つ練習を「ショートトス」外で遠くへ打つ練習を「ロングトス」という。また、二人一組で投げてがグラブを付けて行う。練習はペッパーとした方がよいだろう。私は、トスといえば、ペッパーのことを指していた。この辺りも、各地方で見解が異なるのだろう。

さて、表題のキングトスは、なぜ?キングかというと、トスの中で最強の練習方法だからである。ちょっとした工夫で最強の練習になるわけで、これはほかのことにも応用できる。いつも慣れ親しんだ方法より、ちょっと工夫したら、さらに効率の良い方法に生まれ変わるかもしれない。いつも、私は、既成概念、既定路線ではなく、他の方法、他の道はないかと考えている。その中の一つがキングテトスだ。もちろん、実践の投手とは違い投げる方向が異なるので、最近では正面からトスを上げる方法も考えられている。だが、投げての恐怖、打つ時のポイントに問題があるように私は思っていた。
それでは、トスについて解説をしてみようと思う。

図1トスの立ち位置と打球の簡単な図を描いてみた。
 センターから引っ張る打球しか打てない。また、投げ手が斜め前からトスをするので実践的でないという人もいるが、トスは基本的に場所が狭くても打つ練習ができるのが利点だから、それは致し方ないと思う。もちろん、実際の投手方向から投げてもらうのが良いだろうが、それなら、もう少し距離を取って、ハーフバッティング、山なりのボールを打つ方がいいだろう。

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