【poledance】ダンスなのか?スポーツなのか?論争①

ポールダンスをしていると、きっとどこかで遭遇するこの論争。論争というほど別にいがみあったり、争ったりしているわけではないのだけど、人それぞれにポリシーがあるから”意見が合わない”程度には交わってないのも事実なのでは?という私見です。

今でこそ「ポールダンスやっています」と言うと

「筋肉つくよね?筋力いるよね?」とか「あのハードなやつ!」と返されることが増えたけど、私がはじめた約10年前は

「外国のストリップバーで見た!」「俺のポールで踊ってよ」という
前者はともかく、後者のような下ネタ付きで返球されることは少なくなかった。10年前でそうなのだから、それ以上前から夜っぽいイメージはポールダンスについて回っている。

でも、個人的にはそれはそんなに悪いことではないと思う。
実際に、日本でもガールズバーやクラブの中にショータイムでポールダンスを見られるお店が増えているのだから、むしろ認知が広まったのではないかな、、と。

あとポールダンスといえば肌の露出が多い。でもそれは肌の摩擦でポールを掴んでいるから、摩擦を生まない格好でポールに足だけひっかけて止まるのは、なかなか厳しい。。。

そもそもポールダンスの発祥はどこなのだろう?
私のイメージではラスベガスだったのだけど、生まれはどうやらサーカスのよう。
ググってみるとサーカスの原型はイギリス生まれのようだから、ヨーロッパ生まれなのかもしれない。

サーカスと聞けば、ショービジネス、見世物なのだから、人が持っているポールダンスのイメージとそんなに遠くないと思う。

それではタイトルにある「スポーツ」とは何だろう。
初めて耳にする人も多いと思うのだけど「ポールスポーツ」というカテゴリーが世の中には存在する。

ポールスポーツは、技(トリック)そのものや、トリック同士のつなぎ方、全体の表現などを細かく点数づけをしている。前述までのポールダンスのイメージでは想像し難いけれど、なんと衣装の規定まである。(お尻は完全に覆う必要がある、とかそのほか色々)
最近人気がでてきたフィギュアスケートに似たような感じ、というのがわかりやすいかもしれない。
トリックそのものの難易度もレベルづけされているが、開脚時の足の角度も正確に決められている。それを審査する必要があるから、選手は演技中、トリックを決めると2秒間(体感的には4秒くらい止まってないとダメ)静止しなくてはならない。

今まで夜のイメージだったポールダンスは、確かに見世物で終わるには勿体ないほど、筋力とバランス、頭も使う運動の1種と言っても過言ではないと
やればやるほど実感している。
運動の強度としては比較的高いと思う・・・

だからこそのポール”スポーツ”の興りなのかもしれない。

続きは②へ。

<衣装の差>

画像1

(上)ポールスポーツ(下)ポールシアター(という名前の大会)

画像2

ライトや衣装、雰囲気が全然違う、、




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