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野村隆也
2022年4月9日 22:13
起床10時。目が覚めたが、布団から体を起こす気力が湧かない。グニョグニョにしたものが脳内に溜まっている様な感覚。布団を被り目を閉じる。目を閉じしばらくすると姉が声をかけてきた。その言葉を塞ぐように布団に包まる。鈴木志郎康「日没の印象」を布団の中で見た。じっと見た。内容が一切入ってこなかったが、なぜか懐かしさを感じた。布団が重い。重く感じる。僕はこの中から出ることは出来ない。姉が出かけた。