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なぜ世の中にはしょうもないダジャレの広告が多いのか
僕も少しだけ広告の仕事をしてたことがあるのですが、広告の仕事してる人って良い広告とは何かみたいなことを少なくとも一度は勉強してるんですよ。で、そういう教材ではダジャレとかうまいこと言うのは良くないと言っているんです。
それでも、世の中からしょうもないダジャレの広告は消えない。なぜなんでしょうね。ここからは完全に僕の考察なんですが、
ああいうのが減らないのは、広告主のほうに
ユーモアの死んだじじいたちがいて、決定権を持っている
からだと思います。けっきょく、会社の広告ってその会社の偉いじじいにも理解できないといけなくて、そうなるとちゃんと広告の勉強してきた技術でつくると「弱い」んです。
広告ってけっこう「あるある」を探して「共感」を作るっていうのが正攻法なので、よくわかってないじじいたちには「こんな普通な感じで大丈夫?」ってなると思います。
そうすると、じじいにわかりやすくてインパクトがある
ダジャレの登場になるんじゃないかと。
まあ、ダジャレも使い方によってはとても良い効果を発揮することがあるのでダジャレすべてを否定するわけではないですが、
ダジャレ使ってる広告見るたびに、「ああ、決定権を持ってるやつわかってないじじいだな」と思ってしまうんです。
CMで売れてるタレントにダジャレ言わせてるのは偉いじじい
ダジャレは権力の象徴なのです。
なのです。は言い過ぎか。