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リーダーは良きコーチであれ。理想のチームへの近道は「自分を知ること」

2/20(木) 朝渋のオンラインイベントにて、櫻本真理さんが登壇した会をご紹介させていただきます。
(イベントの冒頭10分を下記より公開しております!)
https://youtu.be/E9b_VShdvTk

リーダー・マネージャーの悩み

「いい雰囲気で元気に働いてほしい」と思っているのに、うまくいかない。
そんな悩みを抱えているリーダーやマネージャーは少なくないはず。

どうやったらリーダーとして理想のチームを作れるのか?
その答えは、「良きコーチであること」だと、CoachEd(コーチェット)の代表取締役の櫻本真理さんは言います。

オンラインカウンセリングサービス『cotree(コトリー)』を運営し、チームを育てるリーダーになるためのコーチングプログラムを提供する『CoachEd(コーチェット)』を運営している櫻本さんに、その真意を伺いました。
(▼櫻本さんのことをもっと知りたい方はこちらからどうぞ!)

【仕事の悩みの多くは「人間関係」が要因】

👧櫻本さん:勤務時間の長さ、業績への不安、仕事内容や量、給与の低さよりも、リーダー層とメンバー層の人間関係というのが、ストレスになっているんです。
(出典:エン・ジャパン)

【チーム作りが上手くいかない要因】
~プレーヤーとマネージャー必要なスキルのギャップ~

👧櫻本さん:一方、Googleでは優れたマネージャーの条件を以下のように挙げています。

一般的に日本では、プレーヤーからマネージャーになることが多いですよね。
だから、今までは課題解決力だけあればよかったにも関わらず、マネージャーになった瞬間に、いきなり(上記で定義されているような)ヒューマンスキルが求められるんですよね。
こうした時に混乱してしまうんです。

「なんで自分と同じやり方でできないのか」
「なんでわからないのか」

こんな風に伝える努力をしないまま押し付けてしまって、下のメンバーの不調が起こってしまうようなことがあるんです。

【リーダーは「良いコーチ」であってほしい】
~従来のティーチングとの違い~

では、Googleの調査結果でも上がっていた「①よいコーチである」ために必要なスキル”コーチング”とは何かというと…?

ティーチング…過去の知識や経験で語って相手より上から下へ教える
コーチング…相手の力や自発性を引き出す 対等な立場で相手を育てる

👧櫻本さん:ティーチングは相手に力を与える、コーチングは相手から力を引き出すイメージです。

【不確実な今だからこそコーチが必要】

👧櫻本さん:今話題の「1兆ドルコーチ」にはこんな文章がでてきます。

◆スピードとイノベーションがカギとなるこの時代、成功を収めるには、企業文化にチームコーチングを組み込むことが必須となる。
◆有能なマネージャーやリーダーになるためには、有能なコーチにならなければならない。コーチングはもはや特殊技術ではない。

現代、問題が複雑になって、環境が不確実性を増して、将来どうなるかわからない。
上司も何をすべきかしらないこの状況においては、上司がトップダウンをしていていると、ボトルネックになりかねない。

だから、チームのメンバーそれぞれに、力を引き出してそれぞれの専門性を高めていくリーダーシップの方が、不確実な状況で臨機応変ない意思決定ができて、複雑な課題に取り組むことができるんです。

【有能なコーチになるためには自己認知から】

👧櫻本さん:まず自分の強み・弱み・傷・未来について向き合っていく
自己基盤を見つめることが大切かなと思います。

自分の特性を理解したうえで、周りの人はどんな特性をもっているのか、どんな強みを持っているのか、その強みを最大限生かしてチームを作っていくにはどうしたらいいのか。
その前提として自分と向き合うことが必要です。

【やさしい人を育てるCoachEd】

そこで登場したのがCoachEd(コーチェット)です。

①「コーチングを受ける」
…自分の目標と課題が明確になり、早く近づける
…自分の状況や特性についての理解が深まり、自己コントロールしやすくなる
②「コーチングを学ぶ」
…メンバーの主体性や意欲を引き出し、チームや事業を成長に導ける
…相手に会ったコミュニケーションができるようになる
…チームや身近な人との人間関係が改善する

1週間に1回3か月間やることで、コーチができるリーダーになる、短期集中型プログラム

👧櫻本さんそもそも社会として、専門家に頼るまでもなく、身近な人、上司、親、教師、経営者のような、影響力がある人が人の力を引き出す力を持っていれば、専門家は必要ないじゃないかと。

コーチングスキル、人を支えるスキル、心理的安全性を生み出し、安心してコミュニケーションがとれる場を生み出す力を、身につけていく。

つまり、『CoachEd(コーチェット)』では、やさしい人を育てることを目指しています。


【編集後記】

少しでも気になるかたはぜひこちらをご覧ください。


櫻本さんが我が子のように愛する『cotree(コトリー)』と『CoachEd(コーチェット)』に対して、朝渋という新たな角度で関われたことをすごく嬉しく思います。

リーダーやマネージャーのあなたも、そうでないあなたも、もちろん私も、「いい雰囲気で楽しく働きたい」という想いは、皆同じであると思います。
そしてやり方がわからないのも、皆同じなのではないでしょうか。

冒頭で話した上司には「わかってもらえない」という感情が先走ってしまい、こちらの要望を伝えることが精いっぱいでした。

「すべての人が、互いを生かし、育て合う社会」
そして私もそうでありたいし、そんな社会を生きたい。
自分の決意も込めて。
まずは自分を知ることから。

やさしい人を育てる。
そして、やさしさでつながる社会をつくる。


ーー昔、仕事の進め方でうまく折り合いをつけることができなかった上司に読んで欲しい。
あの時のネガティブな思いを、時とともに変換して、きちんと愛をこめて。

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