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「BTS」少し先のイメトレ-沼にハマって感じてみた|33‐BTS新規ARMY活動記


「Dynamite」を踊る「BTS」が私のところにやってきて75日が経ちました

3/12(金)に「BTS」が私のところにやってきて75日。

75日と言えば、「人のうわさ話も75日」。

75日というのは、一つの季節(春夏秋冬のひとつ)の長さだとされるそうです。

一つの季節ほどの時間(75日)が過ぎれば、人は噂話を忘れてしまうし、興味もなくしてしまう、ということですね。

私の場合、一つの季節を「BTSの沼」で過ごしたことになります、、、言うならば“熱狂の季節”だったのでしょう。確かに、今は少し落ち着いた状態です。

この状態で思うのは、あの“熱狂の季節”を経て、適度な距離感、温度感でどう彼らと付き合っていくか? ということです。

“熱しやすく冷めやすい”性質は誰もが持っているものでしょう。急激に熱すれば、冷めるのも早いものです。

私の場合、明らかに急激な熱しようです、、、。

この熱を、冷めにくくするのはどうしたらいいのでしょう?


彼らが描く未来について

なるべく長くファンでいられるように。

大袈裟に言えばこの先長い時間を共にするためには、行く先の「ゴール」のイメージを共有する!ですかね。

目指すところが同じならば、その過程がどうであっても信頼は揺らぐことはありません。多少の寄り道や間違った角を曲がることがあったとしても、一喜一憂する必要がないはずです。

彼らが(今の時点で)思い描いている「ゴール」は何なのでしょう?

それを共有するためのヒントの一つ。

「墜落」は怖いが、「着陸」は怖くない

「SUGAさん」が数年前のインタビューでそう話したそうです(2018年頃の発言らしいです)。

シビレますね、ミン・ユンギ(←あえて)


「墜落」と「着陸」の違い

急激に人気者になり、世界中にセンセーショナルを巻き起こした彼ら。
思い描いていた「音楽をしたい」という夢は、彼らを遥か高い高い位置まで押し上げた。

「とんでもなく高くまで来てしまっていた」と気づいたときの恐怖をぬぐい振るうのに、どれだけ苦悶の時間を過ごしたのでしょう。

アメリカン・ミュージックアワード(AMAs)でステージを披露した日
シャワーしながら泣いた

2017年(11月19日)のアメリカン・ミュージックアワード(AMAs)で、「DND」をパフォーマンスしている。

先立って5月には「ビルボード・ミュージック・アワード(BBMA)」で、「Top Social Artist賞」を初受賞し、初めてレッドカーペットを歩いていた。

その時には感じなかった緊張感や恐怖感が「AMAs」に出演のあと、急激にプレッシャーとなって襲ってきたと彼は言っている。

◎[EPISODE] BTS@ AMAs 2017


はしゃぐほかのメンバーに対し、緊張している様子がわかりますね、ミン・ユンギ、、、。

2017年の11月に「AMAs」に出演すると同時に、米国では絶大な人気を誇るトークショウ「エレン・ショウ」やジェイムズ・コーディンの「 The Late Late Show」にも出演している。


この米国での経験、自分たちが続けてきた音楽が、急に世界中で評価され自分たちでコントロールできない高みに来てしまった、身の程(実力)と人気や評価が見合っていないんじゃないかという自責や、期待にこたえなければならないという責任感。

プレイヤーとしてパフォーマンスする立場と、メロディーメーカー、プロデューサーの視点。

「シャワーしながら泣いた」という告白。

切ないですね。

「墜落」は怖いが、「着陸」は怖くない

この後、これに関連したメタファー(隠喩)は「BTS」の楽曲中に繰り返し出てきてますよね(私はそう感じています)。


「墜落」とは。

例えばスタジアムを満席にさせるほどの人気があったところから、お客さんが減って数千人程度しか集められなくなった時、それはもう活動をやめた方がいい、やめるべきだ、とそう思っていたそうです。

「失敗」。そう周りから思われる無様な状態。

一方「着陸」とは。

徐々に、例えばお客さんが減って小さな会場になったとしても、その目の前のファンのために歌う、規模が変わっても「やるべきことをやる」「自分らしくいる」。聞いてくれる人がいる限り音楽を続ける、ということ、と。

「着陸」のためには、自分たちがどの位置にいるか、どの程度の高度で飛んでいるかを冷静に把握する必要があるでしょう。その状況に合わせ、うまくコントロールして最適なランディング方法を探る。

アイドル=プレイヤーとしてパフォーマンスする演者としての立場だけであったら、熱狂の只中に居続けることだけを望み、仮に飛行高度が下がっていたとしても、そのことに目を向けず、気づいたら「墜落」を招く。そういうアイドルたちを「BTS」も見てきているはずで。

ただ、そのことに、メンバーの誰よりも恐怖感を持つのがミン・ユンギなのかもしれない。

ごめんな ビルボード
ごめんな ワールドワイド
人気すぎる息子でごめんな 母さん
代わりにしてやってるよ お前ができなかった親孝行
ボクらのコンサートには絶対無い空席
(MIC Drop|2017年)

2017年までに発表された楽曲の中には、上を目指す野心や、過去に受けた非難や侮辱(アンチ)をバネに、ストレートにリリックで表現しているものが少なくない。それらの制作には、ミン・ユンギ(だけでなく「リーダー|RM」や「J-HOPE」)が加わっている。

ただ、自分たちの想像以上に高いところまで来てしまった、と気づいたとき、、、。

そのことも、彼らは楽曲で表現し続けている。

メディアからの恩恵は そっちの方で、だろ
セレブ遊びなら ボクたちはやっていない
ボクらは今も何も変わっていない
世界のどこででもボクたちは歌うよ

(Airplane pt.2|2018年)
自分の事は 自分が分かっている
自分が欲し物は 自分で分かっている
ボクらは決して変わらない
これはボクらがやること

誰もボクらがボクらであることを止めることはできない
(IDOL|2018年)


こんな楽曲を歌っていたのが2018年。

ミン・ユンギが25歳(1993年生まれ)、「リーダー|RMさん」と「J-HOPEさん」が24歳(1994年生まれ)。

早熟な若者たちです。

少し先のイメージトレーニング

「BTS」がそれぞれ年齢を重ねて、時間を経ることに表現方法や発表の場所を変えながら、それでも「7人でいること」を望むが、それもファンからの一方的な思いでしかないでしょう。

彼らが向かう「着陸」のプロセスは、彼らがファンと対話しながら決まっていく。

自分たちがどの位置にいるか、どの程度の高度で飛んでいるかを冷静に把握する、、、誰より聞いてくれているファンのことを想定しながら、マーケットをみながら楽曲制作をしているミン・ユンギなら見誤らないはず。

できればその時、彼らの楽曲を楽しめるいちファンでいたいと思う。


「BTS」を知った時、過去に似たグループがいただろうか?と思いめぐらしたとき、思いついたのが「Back Street Boys」だった。

「Back Street Boys」。5人組のアイドルグループ。デビューは1995年で、その頃メンバーは10代~20代前半だった。

その「Back Street Boys」が、今どんな姿になってるかを見たら、「ああ、BTSが年をとるのも悪くないな」と思えた。

紆余曲折を(メンバーのソロ活動、退団→復帰、病気治療などなど)経て、メンバー全員が集まった時、えも言われぬ風格が醸し出され、、、。

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いやすでに十分な風格ですけどね。

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「BTS」の最年長である「JINさん」がインタビューに答えて、将来像について触れていた。

ずっと7人でステージで歌っていること。それが望み

JINヒョンが望めば。

みんなでちゃんと迷わず「着陸」できるはず。

どんな形であれ、ずっとこれから先もステージで歌う彼らの姿をイメージして。末永く見守っていきましょう!


■新規BTSファン(ARMY未満)にBTSの魅力、メンバーの推しポイント、おすすめのコンテンツを教えてください。

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