アナザーモーニング

2020年3月19日 00:14

この時期だからこそ聴いてほしい楽曲。the pillowsの12枚目のシングル曲だ。私の大好きなアルバム「LITTLE BUSTERS」にも収録されているぞ。新生活をむかえる人や新しく何かを始める人、目覚ましにふさわしい曲を探している人など、多くの人にぶっささる曲だと思う。

まずは一番の歌詞がわかりすぎてしまう。この歌詞私の事描いてるわ～って感じ。おもちゃを探すのに夢中になりすぎて母を見失ったときの何とも言えない絶望感。知らないおばちゃんが「どうしたの？」とか話しかけてくれるけどめっちゃ泣いてた子供の頃の不安感を上手く表現している。

また、そんな感じの不安感はいつになっても付きまとっているのも分かる。大学に上がるときや社会人になるとき、何かが変わろうとしている時はいつも不安に駆られる私からしたらこの曲を聴くと泣きそうになる。

そして、サビ。子供の頃と同じような不安を持っているものの本質は全く違う。母は迎えに来ないし、アナウンスをかけてくれる人もいない。夢を追うことだったり、大人になってからの決断は周りの人たちは助けてくれない。成功する約束とかもない。

でも行くんだよなぁ～。この歌。

アナザーモーニング＝新たな決意って感じだよね。アナザーモーニングを直訳すると「もう一つの朝」。朝って一日が新しく始まる印象がある。だからみんなに平等に訪れる朝と、それぞれの人に訪れる朝（夢とかやりたいこととか）をかけてアナザーモーニングってタイトルにしたのかなぁ。教えてさわおさん

二番の歌詞は今の私にドストライクしてる。「何もなくてもただ楽しいそんな毎日だったな　ずっと変わらないと思ってた」マジでこう思ってた。関東から九州に転勤になって、役職も変わって、友人や家族とも離れてさみしさや不安を感じているので、本当にこの歌は私の事描いているんだよね。ぴえん。

テレビ電話もできるしラインとかもあるから、連絡はすぐにできるのがこの歌詞とちょっと違うところだけどやっぱり直接会ってバカな話をしたいもんだ。でも私も素敵な思い出がたくさんあるから頑張っていこうと思える。

新生活をむかえた私にとって、毎日がアナザーモーニングなんだよなぁ～。抱えている不安をやさしく否定しつつ背中を熱く押してくれるこの曲にはいつも助けられている。否定というより抱えたまま行け！って感じかな。

毎朝生まれ変わって行きたいもんだ。

Bootleg版もかっこいいから聴きなよ。

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