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「シャニマスLIVEFUN」記事寄稿のお知らせ&DAY2で2度歌われた「Twinkle way」で思い出す、あるライブのハプニングのこと

少し今さらになってしまうのですが、「THE IDOLM@STER SHINY COLORS LIVE FUN!! -Beyond the Blue sky-」(シャニマスLIVEFUN)について、余談(本編ではない)がある記事を、ゲーム情報サイト「Gamer」様に寄稿いたしました。

シャニマスのライブについては、編集長のとーけん(TOKEN)さんがいつもいつも素早く書かれて当日すぐに掲載されていて。一方で自分は、いろいろ書いてしまうのでどうしても時間がかかって後になるというところで、どうしたらいいかを相談したなかで、両方とも掲載するというご判断をいただきました。ライブレポが当日にありつつも、配信アーカイブのある段階でもう一度別の人間が書いたものを掲載するという珍しい形でしたが、ご配慮いただき、書ける場所をいただけたことに感謝するとともに、お礼を申し上げます。観覧は配信のみかなと思っていましたが、現地も拝見することができて、とてもありがたかったです。

ありがたいことに「余談が本編」とよく言われるので、“本編だけ”書こうとしたのですけど、それはそれでボリュームがないので、ダイジェスト的に2日間を触れてからにしようとしたら、ダイジェストの割にボリュームがあると感じられたようで…(苦笑。とりあえず余談はあくまで余談、ということで…。

桑山千雪とアルストロメリアな余談の部分についてはもう記事に書いたので、このnoteには触れません。

ここではもうひとつの、DAY2の「Twinkle way」を見ていて、感じたこととか、思い出したこととかをつらつらと。いわゆるひとり語りというものだと思っていただけたら。

ここで書くのは、あくまで自分はこう考えている、こうとらえている、ということで正解とかではない、考え方は人それぞれというのを踏まえてお読みいただければと思います(予防線張りまくってる…w)。

世の中にあるライブイベントのありとあらゆるものを見ているわけではないですが、それでもありがたいことに自分がアイマスとラブライブ!を中心に長くライブイベントを見てきたなかでは、大なり小なりハプニング的な場面を見てきたところはあります。記事にも書いたのですが、関わる方々は、そうしたことが起きないように尽力して準備されていらっしゃいますし、何事もなく進行することが本当は素晴らしいことだと思います。そして、それでも何か起きてしまうことがあるのもライブかなと思っています。

あの音が止まってしまうハプニングは……見ていて胸がきゅっとするところがあったんです。

このnoteを見ている方は大半アイマスな方だと思っているので、それだとミリオンライブ!の2ndライブの「Sentimental Venus」でのハプニングを思い出す方が多かったかと思います。TVアニメでもモチーフとなる場面がありましたし。自分もあの場にいた人間なので覚えています。実際、その反応も多く見受けられました。

ただ……自分が思い出すのは、「ラブライブ!サンシャイン!!」のユニット「Aqours」のファーストライブ「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~」におけるDAY2の「想いよひとつになれ」で起きた出来事なんです。これはラブライブ!シリーズを愛好していて、当時を知ってる方にはもう説明不要なぐらいの出来事ですね…。

自分もその場にいて記事も書きましたし、ラブライブ!シリーズのライブBDは、初期のものは映像配信サービスでサブスク提供しているので、該当するシーンを見ることができるかと思います。また、ハプニングが起きたのはDAY2ですけど、それがなかったDAY1の場面は視聴動画が出ています。検索をすればウェブでもnoteでも、ファンの方の感想も含めていろいろと出てくるかなと思います。

簡単に書くと、演者さんによるピアノの生演奏を行うシーンがあるのですけど、序盤うまく弾けなくてオケが止められて、仕切り直しをして2度目でうまくいった、という出来事がありました。テキストで見るとすごく軽く見えてしまうのですけど、あの場の空気感は……もう今でも忘れない感じです。たぶん自分が見たなかで、最初にして最大のハプニングかなと、振り返っても思います。

今回のシャニマスと性質は違うのは、言葉でいってしまうとヒューマンエラーというか演者さんのミスということになってしまうのですけど、いわゆるやらかしとかではなく責められるものではないということは誰が見てもわかるもので……。一方で、どんな状態であろうとステージ上では完璧なものを提供するという気持ちで立っているのも当然のことでして……。そのときにもさまざまな意見や見方が飛び交ったのも記憶しています。ファンにとっては感動したという意見が多かったなかでも、それで終わらせていいのか的なものですね。

自分にとって、このAqoursのファーストライブはすごく思い出深いもので、前に「異次元フェス アイラブ歌合戦」に向けたラブライブ!シリーズを説明するnoteでも書いたのですけど…。

いろいろ悩んだすえに、1stライブを見て書いてみて決めようと思ったところで、その1stライブが本当にボロ泣きするぐらい、最初から最後まで思いの強さと可能性の塊というのを感じられるもので。DAY1は見ていなくて、拝見したのはDAY2だったのですけど、そのDAY2で「想いよひとつになれ」という楽曲でハプニングがあって。そこが取り上げられがちなのですけど、自分は終盤のTVアニメ1期第13話のミュージカル風ステージの再現と「MIRAI TICKET」が、アニメを見たときはさほどでもなかったのに、ライブではものすごく感激して。これを見て、Aqoursの行く先を見て書いていきたいと心のなかで決めた出来事ですね…。これがその後にも影響するぐらい大きな出来事でもありました。

当時ラブライブ!(初代)、そしてμ's人気が高まった後を受けてのAqoursのファーストライブでプレッシャーも相当だったと思いますし。自分もどうなんろう…と思って見に行ったら、本当にあんなにライブ中ポロポロ泣いてしまうぐらいに気持ちが伝わるものだったので。あのライブを見たからこそ迷っていたAqours以降のラブライブ!シリーズも記事で書いていけたらと決めたぐらいなので。それでいての、あの出来事なので忘れられないし、そのあと近しいハプニングでは真っ先に思い出してしますね…。

いろんな意見や見方はあるとは思いつつ、ひとつ確かなことは、ライブにはひとつの出来事、一夜にして特別なものと感じられる曲にしてしまうだけの重みがあるというのは間違いないかなと。実際、あのあと「想いよひとつになれ」を聴いては今でもウルウルとくるところもありますし。そして、ハプニングをマイナスにするのもプラスにするのも、その場にいた全ての人たちによるものだと思います。このことを強く実感した初めての出来事でもあります。

これはきれい事なのかもしれないですけど、シャニマスLIVEFUNの出来事でいえば、客席側(プロデューサーさん)の方々は、感動したというのであれば素直に感動したと思っていいし、それを発信するのもいいと思います。感動するシーンになったことも、みなさんがそうしたことによることだと思いますので。実際、スタッフの方や主催者側は責任を感じていることですし、謝るしかできないという立場であるなかで、プラスな方向な思い出になったというとことで救われるところもあるかと思うのです。だれもがハプニングがないことに超したことはないと思っていて、それで準備に尽力されてきたなかでの出来事だと思いますし、ライブはステージに立つ方だけでできているわけではないので、自分としては、素直な感想は発信しても、変に美談の是非について声高に言わなくてもいいと思っています。

あと補足的に書きますが……これもあくまで推測の域を出ない前提で書きますけど、アーカイブで該当箇所がカットされましたけど、自分は「残してほしかったけど仕方がないかな」と思います。ライブそのものは生ものですし、その場限りならいいけど、映像として残るということは話しは全く別だと思っています。想定していない出来事による場つなぎのトーク内容もそうですし、視聴者側にはわからないであろう残してしまうには難を感じる場面や箇所もあったかもしれないので。それを短期間で可否の判断はまとまらないと思います。特に今回はエンドロールがあるような一定のストーリー性のある作品的なライブ内容でもあるので、それにはイレギュラーな部分となってしまっているのも事実なので、外してしまうのも理解はできる部分であります。

…で、その意見でも「ミリオンの2ndライブは映像に残っているじゃないか」というのもすごく見ました。さらにさきほど触れたAqoursのファーストライブも残っていますけど、少なくともこの2つに関しては、当時映画館のライブビューイングはやっていましたけど、ネット配信(アーカイブ配信)は行っておらず、ライブBDとして映像化(発売)するまでに時間が相応にありました。その間にさまざまな検討が行われたうえで、映像の編集も考慮して残ったのではないか、と推察しています。なので、今回のアーカイブ配信とは時間的な事情が異なることは、頭においたほうがいいかと思っています。