#9 苦手だったチームスポーツから学んだこと
みなさん、こんにちは。
甘党営業マン佐藤です。
今日は以前の記事に書いていた、大学時代から始めたスポーツのアルティメットについて書いていきます。
1)アルティメットってなんだ?
アルティメットとはフライングディスク(フリスビー)を使った7人制のチームスポーツです。
(フライングディスクについては今後ディスクと書きますね。)
よく例えられるのが、
”アメフトとバスケットボールを混ぜたようなスポーツ”
といわれています。
はい、これだけ分かる方はたぶんいないと思います。
簡単に説明すると、
・コート、得点の入れ方はアメフト
・ディスクを持ってるときはバスケットボールと同じで歩いてはいけない
・ディスクが地面に落ちたらその場でディスクの所有権が相手に移る
・接触は基本禁止
これに加えてアルティメットの最大の特徴は
「審判がいない」
といったところです。
これは自己審判制(セルフジャッジ)を採用しており、
スピリット・オブ・ザ・ゲームという基本理念に基づいてルールに違反するようプレーが起こると、
フィールド内の当事者同士で話し合いをして決めます。
そんなので試合が成り立つのか??
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、ちゃんと成り立ちます。
ちなみに、日本フライングディスク協会(JFDA)によると、フライングディスク協議の12種の内の一つで会のように説明がありました。
さらに詳しく知りたい方はアルティメットのページでさらに詳しく書いておりますので、ぜひご覧ください。
https://www.jfda.or.jp/introduction/ultimate/
2)アルティメットとの出会い
そもそも佐藤がなぜアルティメットを始めたのかといいますと、
大学で北海道から出てきて、
”何か新しいことがしたいなぁ”と思っていた矢先、
”大学から始める人がほとんどだからスタートラインが同じ”
”今から始めても世界大会も目指せる”
とのアルティメット界隈ではお決まりの文句に連れられて見学に行ったところ、
先輩は良い人だったのももちろんありますが、
やってみて楽しかったのが一番の決め手でした。
もともと、中学、高校とずっと陸上競技部に所属していたのも、
ボールやラケットといった道具を使うスポーツでの失敗経験や、
試合の勝ち負けが自分のプレーで決まるチームスポーツに対する責任に対して、
苦手意識があり、怖くて避けていたのもありました。
見学に行くまで抵抗はありましたが、
”まずやってみる”
で実物を体験したからこそ、
今までの枠にとらわれない新しい一歩を踏み出せたなと思います。
この時は気づきませんでしたが、
社会人になって新しいことを体験する場が減ったからこその気付きです。
3)チームスポーツを続けて学んだこと
やっと本題に入ります。
・仲間との共感
陸上の時は個人種目で常に自己ベスト、大会参加基準との戦いでした。
もちろん、更新したり達成したりすると部内の仲間も喜んでくれましたが、チームスポーツの場合はその喜びが、2倍、3倍……とメンバーの数だけ増えていくのを体感しまました。
自分はインジャーマンと名前が付くくらいケガも多くコート外からの応援も多かったのですが、(インジャーマンは他にも何人かいました。。)
試合に出ていなくともチームの一人として当事者意識があるので、
得点や勝った時は全力で喜ぶし、負けたときは悔しがりました。
アルティメットだけでなく、
ただの観客やご意見番、としてではなくプレイヤーとして参加するからこそ仲間との共感が本物になるし、勝敗にこだわれると思っています。
・同じ話題、同じ価値観でつながる
メンバー全員がチームが勝つためにどうしたらいいかを考えて、
出てきた考えが違うと正面から向き合って方針を決めていました。
これも同じアルティメットという種目で繋がって勝つことを目指しつつも、
スピリット・オブ・ザ・ゲームという共通の理念に基づいて、
話し合って決める共通の価値観があったからこそと思います。
本音でぶつかった仲間だからこそ社会人になった今でもありがたいことに、仲良のいいメンバーばかりです。
・継続で自信をつける
最初は自分のプレーに自信が持てず、フィールドに立ってもあまり動かないポジションにとどまって、いるだけの人になりつつありました。
正直に言いますとこの時は数合わせで出ているような感覚でまったくつまらなかったです。
(ベンチに控えているメンバーに対して本当に失礼だったと思います。)
自分から積極的に動くようになったのは、自分の得意を作ったからだったかなと思います。
足の速さには自信があったので、
オフェンスでの長いセットでの一本のロングシュート、
ディフェンスで相手の後ろからディスクを落とす役割を自分から進んでやっていました。
(下に参考動画載せますので是非見てください。)
自分の意志でプレーができてうまくいくのは最高に楽しいですが、振りきった責任あるプレーができるようになったのは練習で自分のやりたい、得意なプレースタイルにこだわって練習を続けたからだと思います。
4)さいごに
チャレンジすることで学ぶことはたくさんあるので、
スポーツに限らず新しいことにチャレンジし続けたいと思います。
また、自分の得意や理想像を追い続けて練習を継続することは、
理想をリアルに変える道のりだなとも思いました。
そしてそんな努力の最中に共に走る仲間がいるのは心強いですよね。
物事の参加姿勢についても観客やご意見番、として外から見るのももちろん楽しい面もありますが、
プレイヤーとして動くからこそ、
自分自身が結果につながる動きに自由度が増して、
より一層自分事として達成感や喜びを感じられるのではないでしょうか。
長くなりましたが、今回はこんなところで、
次回もこうご期待。
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