無題


たまに思う。
自分に可能性を感じていなければ、
自分のやりたいことをやろう、仕事にしようとか
夢を見ようとか、そんな期待すらせずに
とりあえずは生きていけたのかもしれない。
それはそれで幸せだったのかもしれない。

私にはやりたいことがある
(し、自分でも可能性を少しは感じている)
と思ってしまったから、
ここまで自分の人生にこだわろうとしてしまった。
社会人になるのがこんなに遅くなってしまっているし
親にも迷惑はかけるし、でも全然まだ幸せじゃない。

一度目の就活を辞めた大学時代と何が変わっているんだろう。
ちゃんと進められてないというのもあるけれど
相変わらず就活は怖いし辛い。

こんなに自分の人生に、やりたいことにこだわらなかったら
ここまで変にしんどい思いとかしなくて済んだのかな
とか思ってしまう。

しんどいことに向かっていけるほど
強くないはずなのに
自己実現しようとこだわるから
結局しんどい道を進むしかない。
でもこれで幸せなのか、
私はこの橋を渡り切れるのか、
そもそも複数のことを並行して
上手くやり遂げるなんて苦手なのに
キャパ以上にやること増やしすぎなんだよな。

もっと素直に馬鹿だったらよかったし
変に真面目じゃない人間であれば
よかったのかもしれないと思う夜。

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