『たぶん介護は待ったなし…。』
自分は肉体的な介護では無く、精神面で責任が重い(親の代わりに色々と判断をする事)を知らない間にしていた為、何にも気がつかずに子供のお手伝いの延長戦で突入していた事に今なら気が着きます。
当時の兆しは片親の原動に自分だけが違和感を感じていた事から始まっていたのかも知れません。
最初に親が自分にだけ、いい加減な行動を取るようになる。(自分には何をしても良いと伝えられる。)・次に物事をやりかけのまま違う事を始め、そのまま忘れて泡や大惨事に成りそうになる。・その次は都合の悪い事は全て自分のせいにされる。・最後は親の権限で、いじめに近い(無理難題)を両親が同時に真逆な内容で色々と要求してくる…。(片方の言う事を聞けば、もう片方の言う事が聞けない状態。)
当時の自分に遠慮の無い今までと違う親を体験したので直ぐに他の家族や親の兄姉に相談したのですが何も、されていない人から見れば『そんなの貴方の気のせいでしょ。』または『自分が面倒を見たく無いから、そんなことを言っているんでしょ。』と簡単に片付けられ真面目に話しを聞いてもらえませんでした。
なので自分1人で何とか、前みたいな状態にと必死に動き回って気づけば10年以上も自分の時間を費やして、しまいました。(後悔…。)
しかし他の家族や親族が両親に何でも無い状態の態度で相手をするので、とうとう自分1人では、どうにも出来ない状態まで進んでしまい結局、自分の方の心身が先に壊れ始めていました。
年増に、なった子供に嫉妬心を出して来たり。仕事や結婚の邪魔をして辞めさせたり。家を継ぐ訳でも無い子供の人生よりも親の人生の方が大事だと訴える両親に怖さを感じ…。(このままだと自分の人生だけじゃなく片親だけになった時、本当に他の家族と生活をしてくれるのかと言う恐怖心に襲われて自分の殻に閉じ籠っていたのを、ハッキリ覚えています。)
その後、両親のワガママな言い分で自分の心身が、やはり壊れた頃…片親だけになり他の子供や親の兄姉が相手をしてくれる約束だったのに…結局、何も出来ない(責任能力の無い)片親が1人残った時…今まで散々、その親を甘やかしていた自分の兄姉や親の兄姉は蜘蛛の子が散るように逃げてしまいました。
その後の片親の面倒を今まで通り見なくては、いけなくなった今の自分は親と身内の態度に拒否反応を起こしてしまい自分1人だけ亡くなった片親の葬儀中に今まで家族の前で泣いた事は1度も無かったのに…葬儀の途中から、この家族達との付き合いが、いつまで継ぐのか?と脳裏に浮かんだ瞬間、無理矢理、喪主を勤めさせられていた自分は、あまりの怖さから波狂乱になり心が壊れ最後まで葬儀に参列が出来ずに自分は、いました。
その間、今まで葬儀準備を手伝ってくれ無かった家族達が自分達が今まで葬儀準備をしていたかのように振る舞い結局、葬儀を進めて終了していました。
あの時…生まれて初めて子供が駄々をコネる様に自分の涙が枯れるまで泣き続けていたのを今でも怖いほど覚えています。