見出し画像

「帝国ホテル建築物語」が「日経アーキテクチュア」に紹介されました

 しばらく前に「帝国ホテル建築物語」について「日経アーキテクチュア」からインタビューを受けたのですが、それが7月27日号の「著者に聞く」というページに掲載されました。
 建築の専門誌だけあって、私が札幌の都市デザインの事務所にいたこととか、ライト建築のアメリカ見学ツアーで得た知識など、けっこう建築系のことがらを書いてくれています。
 私が勤めさせてもらった札幌の都市デザイン事務所は、今はもうないけれど、本業のほかに、函館の伝統的な町家のペンキ塗り替えを支援したり、儲かりそうにないことをやっていました。その分、面白かったけど。
 「帝国ホテル建築物語」のラストシーンには、工業高校の建築学科の男の子たちが登場するのですが、彼らのモデルは、ペンキ塗りボランティアに集まってくれた函館工業高校の生徒さんたちでした。夏休みに建築の先生から「地元の伝統的な町家に触れられる機会だから」と言われて、二階建ての足場に登って、ハケやローラーでペンキを塗ってくれた若者たち。今頃は、いい大工さんになっているかな。
 今回の「日経アーキテクチュア」には、そんなことまでは書いてないけれど、ひとりでも当時の関係者の目に止まると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?