見出し画像

1年の計は元旦だけにあらず【本♯1】

新年明けまして、決意をした自分に

・目標を達成したい
・成長したい、チャレンジしたい
・自信をつけたい、自分を変えたい

「鬼速PDCA」は、着実に前進して成長していくための指針を与えてくれる、これからの自分にワクワクさせてくれる一冊でした。

いまさら、PDCA?

著者は、株式会社「ZUU online」代表の富田和成さん。本書は、著者が野村證券勤務時代から実践し続け、数々の最年少営業記録等を達成してきた「PDCA」の実践ノウハウが詰め込まれた一冊です。

「PDCA?はいはい、なんか新任研修でやったわ。」

Plan → Do → Check → Action。
PDCAの言葉自体を知らない人は多分ほとんどいないのでしょうか。
「なんとか術」みたいなのが溢れている世の中でいまさらPDCAって言われてもなぁ、って感じだと思います。私も知ってるよ、ハイハイ。って思ってました。

PDCAはめちゃくちゃ誤解されてるし、知ったフリをされているし、実践している人は少ない。
本当は、組織やプロジェクトを管理するだけの手法ではないし、一つのサイクルが完了して終わるものでもなければ、課題解決のためだけの手法ではない。

PDCAは対象を選ばない。組織はもちろん個人にも適用でき、あらゆることの基盤となる、人生を豊かにする最強のツールだと確信しています。

PDCAは前進を続けるためのフレームワーク

一般に、PDCAのAはAction(改善)とされていますが、著者はAdjust(調整)としています。
PDCAは課題を解決するというよりは、むしろ、課題を洗い出し、ぶち当たって成長し続けていくためのフレームワークです。
よって、必ずしも順番通りじゃなくていいし、とにかく実行して後から調整して鬼速でPDCAサイクルを回していけばいい。そのための、目標の適切な定量化や期間設定、実行するためのToDoの設定等の方法が、超実践的に書かれています。

何故自分は目標を達成できないのか。
それと同様に大事なのは、何故自分が目標を達成できたのか。
結果をコントロールするのではなく、行動をコントロールする。
Doが大事なのは誰もがわかっていること。でも指針なく、闇雲にしていては、不安で続かない。
PDCAも最初は上手くいかなくても、実践を通してAdjustしていくことで、PDCAの技術自体が成長して、自分の目標達成能力が上がっていく。成長を感じられる事は自信になるし、それ自体が楽しいから、どんどん実行して課題を見つけていきたくなる。

前進を続ける人生の方が絶対に楽しい。
PDCAの可能性と楽しさに気付かせてくれる素晴らしい一冊だと思います。

AmazonサービスのKindle Unlimitedに加入していれば無料で読むことができます。
新年も、いっぱいぶち当たって、発見しよう。

(3h30m)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?