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日常化してしまっている異常なこと

会社に行くといつも気になることがある。
それは会社の玄関にスリッパが雑に脱ぎ捨てられていることだ。

社外の方も来社される中で脱ぎ捨てられたスリッパを見るのが耐えられるず、見かけた時は所定の位置に戻すか真っ直ぐ揃えるようにしている。

もっといってしまうと、荷物などの段ボールが玄関に置いてあることも気がかりだ。
例えば面接に来た就活生が、会社に入った際、最初に段ボールが目に飛び込んできたらどう思うだろうか。

普段会社のオフィスで仕事をしている社員はこの事象に気付きにくい。
日常の風景と化してしまっているからだ。

しかしこれは異常な風景である。
僕は日常化してしまっている一見いつも通りに見える景色や慣れている作業に対して「これは果たして理想の状態なのか」と自問自答するようにしている。

もちろんここまで述べたことをこのままにしておけば自分もこの問題に対して本気で問題視していないことになる。

何か自分で出来ることはないか
と、頭を悩ませながら帰宅するとある光景が目に入ってきた。

自宅の玄関に靴が何足も乱雑に置いてあるのである。


この家は妻と僕の二人しか住んでいないはずだ。いつも見ている風景が日常化してしまったため今まで気づけなかった。

人の振り見て我が振り直せ

こんな言葉が脳裏によぎった一週間であった。



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