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さつま芋掘りに学ぶ意識革命


ある秋の日、僕は会社の上司先輩たちと一緒に田舎の畑にやってきた。

目的は一つ、さつま芋掘りだ。

春先に土壌作り、苗植えなどを行い
ようやく収穫の時期がきた。

僕たちはワクワクしながら畑に入り、大きなスコップを手に取った。


最初は不器用ながらも、土を掘り起こし、芋を探し始めた。
大きい芋、小さい芋、
土の中から次々と芋が現れるたびに、僕たちは歓声を上げた。

特に上司のYさんは芋が見つかると興奮気味にコマネチを始めた。

何故コマネチなんだろうと、不思議に思ったが聞くのも無粋かと思い暖かい目で見守ることに。


芋掘りで学んだこと

芋掘りを通じて、私たちはいくつかの大切なことを学ぶことができた。

まず、努力と忍耐の大切さである。
芋は地中に隠れているため、ただ掘り起こすだけでは見つけることはできない。
根気よく土を掘り進め、芋が出てくるまで待つ必要がある。

そして芋が顔を出してからも慎重に掘らねば芋が折れてしまう。

少し遅れてやってきたYさんは畑に入って早々早速大きめの芋を折っていた。

成功は簡単には手に入らないことを実感した瞬間であった。


また、共同作業の力も芋掘りから学ぶことができた。

僕たちは一人一人が自分の担当を持ち、協力しながら芋を探し出していった。お互いに声を掛け合い、助け合いながら作業を進めることで、効率的に芋を見つけることができた。

おじさんが多い中、僕は入社2年目の女性社員Hさんと芋を掘ることで自分のモチベーションを上げ、より楽しく芋を掘ることに集中した。
こすい奴である。

この経験から、チームワークの重要性を再認識した。



さらに、自然とのつながりを感じることも芋掘りから学ぶことができた。
畑の中で土に触れ、風を感じながら作業をすることで、僕たちは自然との一体感を味わった。

芋が地中で育っている様子を目の当たりにし、自然の恵みに感謝する気持ちが
湧いてきたと同時に
机に座ってExcelをいじっているときには感じられない満足感、充実感があった。


芋掘りから学んだことは、単なる芋を探す作業以上のものだった。

その後、みんなでスパ銭にいった。
スパ銭前でやはりYさんがコマネチをしていた。

ビートたけし好きなのかなぁ、、

と思いながら、風呂に入り今日の1日を終えた。

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