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妙齢同級生による空気の深呼吸

昨日はたくさん歩いたから、ちょっとだけ筋肉痛が残っている。
1日6000歩くらい歩けると心地よいだるさだなと思うけど、都会の人って普通にそれくらい歩いているんだよね。住むところによって万歩計の振動回数も大きく変わるもんだ。

もうそろそろ3月も終わる。
駆け込み需要かのように、今月は昔からの友達や会いたかった元会社の人などちょこちょこ会うようにした。
高校からの同級生はまさにいま人生の変化期だ。
海外でずっと生活していたひとりは母国日本に一度帰ってきた。
もう10年以上勤続しているあのひとも中堅社員頑張ってる。
結婚をした友達たちは、マイホームを手に入れるお年頃。
子育てに勤しむ彼女は新居にて慌ただしくも充実した毎日を送っていそう。もう1人の彼女はお腹の中にまた小さな心臓が!9月が待ち遠しい。

32歳にもなると、いろんな人生がそれぞれ展開されていることを身をもって認識できる。とても居心地がよいのは、干渉しすぎずいまの温度感で、会えば普通通りにおしゃべりできるこの関係だ。

状況が各々ばらつきがあるいま。
それぞれの状況を比較したくなる気持ちも見え隠れする。
すごく大きな注文住宅の立派なお家に住む人もいれば、建売やマンションの選択肢もある。子供がもう1人できた人もいれば、なかなか治療しても授かれない人も。働きながらも子供だけは産みたいと思う気持ちがある人もいれば、この人と本当にこのまま付き合い続けていいのだろうか?とどこかで疑問に思っている人もいる。
女の子が多数集まると複雑なそれぞれの人生が背景には存在する。

そんなことをまるっと包括して、わたしたちは笑い転げている。
触れられたくないところ、触れないでよいところ
そんなところを弁えながら、時間を共有できた時は10代のころの自分たちのようにくだらないことで笑い合えるように。

女の子の関係は複雑に見える。
ただ当の本人たちは意外にただ楽しく笑い合っているだけ。
昔話をしたり、いまの大変なことを話したりしながら、ちょっとずつお互いの時間をわけあっている。

井戸端会議のようなこの雰囲気がずっと続けば良いな。
悩み事とか心配事とかすっかり忘れて笑い合えるこの空気を、わたしはたまーに深呼吸して自分の戦場に戻るために。

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