偏差値30からの中学受験〜心構えについて2点〜

ぴかちうです。noteで中学受験に関するノウハウを記載しています。今回は心構えについて。

中学受験の指導をしている側から見ると、「競争は年々厳しくなっている」という印象です。特に私が担当しているお子様の多くは偏差値30〜40の子が多いため、そう感じる面もあるかもしれません。

大手の模試で偏差値50以上をキープできている場合は、現状の勉強方法を進め、大手塾の指示にしたがって「やるべきこと」をやっていってください。そういったお子様へのアドバイスも可能ですが、私より大手塾の先生方の方が、より適切なアドバイスをしてくださると思います。

大手塾で偏差値30~40から中学受験を目指す場合、心構えとして、

1. 家庭教師をつけるもしくは専門の個別指導塾に通わせること

　費用としては、1科目あたり月額5万円〜

2.毎日受験勉強に時間と労力を割くこと

　労力としては、1日あたり学校の勉強とは別に3時間〜

以上2点は欠かせないと思います。

1. 家庭教師をつけるもしくは専門の個別指導塾に通わせること については、お子様の成績が安定し途中から不要になるケースもありますが、大抵の場合は最後までかかると思ってください。金銭的な負担は重いですが、中学受験にはどうしてもお金がかかります。

2.毎日受験勉強に時間と労力を割くこと については、成績が低迷しているお子様が自力で勉強をすることは多くの場合困難ですので、こちらについてもご両親自ら管理するもしくは家庭教師または塾 に依頼することになります。

過去、私自身が面談をして「金銭的に難しい」や「労力がかけられない」といったことで中学受験を断念なさった方もいらっしゃいますので、上記2点はきちんと考慮の上で、判断なさった方が良いと思います。