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緊急事態宣言中の潮干狩りが楽しい話(潮干狩りの魅力編)

※4/15日現在、紹介予定でした野島公園が緊急事態宣言により閉鎖しておりますので、お気をつけください

国からの外出自粛要請が出されている現在、アットホームで暇を持て余している人も多いのではないでしょうか?
一人暮らしの方はより深刻で、「家に居なさい」と言われて2週間も誰とも会わずにいたら、身体の病にはかからないでしょうが性格が変わるほどの心の病にかかってしまうこと請け合いです。

そんな状況だからこそ、やはり生活に何かしらの変化、刺激、緩急をつけていきましょう!

僕が今回記事にしようと思ったのは、
「潮干狩り」
です!

「熊手を持って海に行って砂をほじくってあさりを探すやつでしょ?」
「あさりなんて砂抜きが大変だし調理が大変そうじゃない?」

と、潮干狩りと聞いて、このように興味を持ちづらいような、つまらなさそうなイメージを持っている方も多いかと思いますので、まずは簡単に潮干狩りの魅力を説明したいと思います。

まず、潮干狩りというのは、砂浜に行ってあさりを取りに行く行為以外の何者でもないです。

アウトドアな趣味、とも言われがちですが、僕はそうとは思いません。なぜなら、山登り、釣り、キャンプといった、アウトドアの代表格の行為は、その人が楽しいと思わなければ趣味として成立しないのに関わらず、潮干狩りは、たとえあさりを取りに砂浜へ行く行為に楽しみを覚えなくとも、家に帰り、あさりに砂抜きをさせるために自分が用意した食塩水中で、あさりが入水管と出水管をのびのびとさせて思うがままに水中呼吸している様を見ると、なんだかこれから食べるであろうあさりに愛着が湧いて、

「この子達ってこのまま飼うことはできるのかしら?」
「仮に育て続けたとしたら蛤くらいのサイズになるのかしら?」

とだんだんと母性的な興味が湧いてくることでしょう。
ペットを飼う感覚に似ていますね。

自然界では食物連鎖というものがあり、それぞれの生物が食う、食われるの関係で成り立っている、というイメージが根付いている潜在的に思っているかと思いますが、その輪廻からこの子達を救ってあげられたぞ、と達成感を覚える方もいるでしょう。
海水を模して作った食塩水であさりを呼吸させられた喜びは、ウミガメが涙を流しながら頑張って卵を産んだ時の感動に似ているのかもしれません。

さらに、塩抜きが完了したあさりをザルにとって洗い、お味噌汁やボンゴレパスタにして頂くのも、潮干狩りの一部だと思います。一般にあさりは、スーパーで買うと高いもので、普段何気なく買うことはないでしょうから、潮干狩り後の昼ごはんや夜ご飯に、いつも並ばないレアなメニューが並ぶのも潮干狩り後のの醍醐味であります。春は筍ご飯にあさりご飯、夏はタコ飯、秋はキノコご飯、冬は栗ご飯と、一年の旬の食材味わうことで、次の季節は、次の季節はと、翌月が待ち遠しく思えますよ。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
僕が思う潮干狩りの良さが紹介できたと思います。
思うより長くなってしまいましたので、次の記事にて、潮干狩りとは具体的に何をするか、また、効率的に出費を抑えて潮干狩りをこなすにはどう工夫したらいいかを紹介したいと思います。
ぜひご覧ください。

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