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早すぎ!!連載2話目にして苦しくなる。

こんにちは。
今回は連載漫画『ドクターとロボットの花』2話目の裏話です。

1話目の裏話はこちら↓


次何描こう。

1話目はこの物語の世界観や登場人物の関係性を伝えることに重点をおいて描きました。
2話目はコレドナ感(これどうなっちゃうの)を描く回です。

『ドクターとロボットの花』はコルクラボマンガ専科という漫画学校の卒業課題として描いています。そこで1〜8話毎に、物語のどの部分を描けば良いかを教わっていたのですが、2話目に描くと良いと言われていたのがコレドナ感です。
この先どうなっちゃうの!?と読者に思わせる回です。

はてどうしよう。
この漫画のコレドナ感は「ロボットが不治の病にかかっていること」です。
しかし私は1話目で、ドクターに発明品を作らせ、それをロボットに見せる、というストーリーを描きました。
そこからどうやって4ページで「不治の病」に持っていけばいいのか。
ネームも決めずに走り出したツケが早速回ってきました。

で、投稿したのがこちらです。

コレドナ感出てましたか…??


誰か教えて


私は不器用です。一度にたくさんのことに頭が回りません。今回の連載では、とにかく感情を伝える!それに重点を置いて描こうと決めていました。
講師のごとう先生の講義を思い出しながら、「1話ごとに伝えたい感情を決めてから描く!」そう意識して描きました。

2話目で私が描こうと思っていた感情は、ドクターの「ウソでしょ?!」です。
……書きながら、私はこの先これで大丈夫か??と不安になってきました。
でも私の創作メモにそう書いてあるので仕方ない!

「コレドナ感出てるかな」「感情伝わるかな」「ていうか面白いのかこれ」……自分では原稿を客観的に見ることができず、誰か教えてくれー!!となりながらネームを描いていました。
このときはマンガ専科の同期がネームを見てくれて、少し描き直して進めることができました。本当に本当に感謝です。同期に恵まれました。

投稿してみて


1話目が自分史上最も見てもらえた漫画になったので、2話目の投稿はとても緊張しました。
でもコルクの佐渡島さんが言っていた(違っていたらごめんなさい)「評価されなくて落ち込むなんて、自分が天才だとでも思っているのか」という言葉を思い出し、「ほんとそれー!」と思ってえいやと投稿しました。

投稿した結果ですが、私にしてはたくさんの方に見てもらえました。200いいねくらいもらえて、投稿できて良かった…という気持ちになりました。ありがたいことにコメントも頂けて、本当に励みになりました。

でも「この漫画、面白く描けてるのかな」という自分への疑問は拭えず。
2回目にして連載が苦しくなってきました。
私は自分が嫌になる程ネガティブ思考です。落ち込みやすいです。一度でも「これ面白くないんじゃないか…」と思うとそこから抜け出せない!!
しかもスケジュールとしてもかなりギリギリで、このままで毎週8回はだいぶきつい!!という感覚でした。

でもまだ頑張るぜ!

ちなみにこの文章を書いている現在、連載4話目を作画中ですが、この漫画に欠けている、とても大切なものを知ってしまいボーゼンとしています。
でももう連載は走り出しているので、最後まで描き切ることを1番の優先事項にします!
この悔しい気持ちは次に活かす!

おまけ

これを描きながら思ったのですが、「自分の作品が面白くないんじゃないか」「客観的に見れない」「でも漫画が描きたいんだよー!」という悩みに陥ってしまったら、東京ネームタンクの個別相談を受けてみることをオススメします。
講師の方々が親身に相談に乗ってくれます!しかも優しく!!!
そうだ、私は今すぐこれを予約しよう。そうしよう。



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