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コンサルを超える問題解決と価値創造の全技法
第一章 コンサルの基本技
分析力と構築力
問題がわかってもそれを解決するための抵抗勢力がある。
誰をどういう順番で巻き込むかなど構想するのが構築力である。
一人一人の意思に訴え感情に訴え動機づけしていく
正論を正論と振り翳したところで始まらない。
ファクトベースのマッキンゼー
心理学重視のボスコン
第二章 課題設定力「論理思考」
問題を定義
問題を構造化
優先度
分析方法を設定
分析を実施
発見内容を統合する
問題解決を提言する
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Not Boil the Ocean
コンサル用語で海の中の財宝を見つけるために、海の水を全て沸騰させてみようという考え方
効率だけでなく、あらゆる余計なものを見てしまうということがある
仮説を持ってから何かを見にいくことが大切でイシューから始めよという考え方が重要。
何もないところにビジネスを起こして先を走ることがビジネスチャンスが広がりブルーオーシャンとなる
Why Not Yet
なぜその問題が今まで放置されてきたかを考えることで本質的な問題に近づくことができる。
なぜやるべきことができないのか?それが本質である。
出口を意識して課題を設定することが重要
第三章 仮説構築力「仮説思考」
クライアントが相談して来たもの以外の部分が本当の問題があると仮説づけしている。
危機と機会は表裏一体で機会と捉えるべき
第四章 インパクト力「インパクト思考」
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![](https://assets.st-note.com/img/1692453153192-JlMnyPw1Pv.png)
第五章 MECEとロジックツリー
MECEでダブっていいないかどうかの点については、さほど神経質にならない。
漏れているよりはダブっている方ががいはない
ダブりにこそ新しい発見がある
![](https://assets.st-note.com/img/1692454077784-Orl6bxqfWF.png)
第六章 定番フレームワーク
![](https://assets.st-note.com/img/1692455034743-2GhsZq27q6.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1692455069250-zNdZil5lyJ.png)
・SWOT分析は、単なる整理学(現状認識の追随)で終わることが多い
・SWOT分析では、当たり前の「強み×機会」や「弱み×脅威」ではなく、「弱み×機会」と「強み×脅威」にこそ注目すべき
・「弱み×機会」には、M&Aまたはアライアンスが有効
・「強み×脅威」には、「セルフ・ディスラプション(自己破壊)」を狙った別組織で対抗する
![](https://assets.st-note.com/img/1692455726208-8FigXw1gAD.png)
市場側と技術側のどちらかをずらすイノベーションはいかなる企業でも効果がある
二次元マトリックスを真剣に考え抜くことが大事
ここでは同じ動きをする軸や相互に影響する軸を取らないこと
「差別化戦略」「コスト戦略」「ニッチ戦略」
![](https://assets.st-note.com/img/1693396531588-YFb3BZUdzR.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1693396595285-17aBxuaOte.png)
ユニクロの柳生さんは二律背反に直面で血がさわぐ
トレードオフではなくトレードオンの関係
一見トレードオフの関係を直交させるマトリックスをかく Get Out of BOX
![](https://assets.st-note.com/img/1693397492317-3yTGyXFQMO.png)
市場の成長率もシェアも大きく変わる前提に先読みする必要がある。
![](https://assets.st-note.com/img/1693398091161-zOoyfHy1Fz.png)
一番変えやすいのは組織だが、そこは表面的なものになる。
戦略と定着は別のもの
なので、システムが重要(トヨタ生産方式等)
本当に組織を変えるのは下の4S
人がかわり行動様式がかわり価値観が変わることで組織は大きく変わる
→しかし現状バイアスがあるためこの部分は変えにくい
人材は採用で得れる
スキルは教育で身につけれる
スタイルは変わりにくいが人事評価を変えれば変わる
価値観は変わりにくい
これは組織のDNAであるから、時代に合わせて組織のDNAを徐々にずらすことができる。
上三つはハード 組織や骨格や神経
下三つはソフト
世の中は静止画ではないので常に変わる。
Change or Die
第七章 分析の切れ味
意外な事実や不都合な事実を仮説に立ててそれをアンケートを通じてあぶり出そうとする
例)人口減少というが、人口増加している地域はどこか?そうすると異なる政策が効果を挙げていることがわかる
答えは無数にある、軸は無数にある。そこからそぎ落としてそぎ落として二つの一番の切れ味のいい軸を見つける
細かい部分から鳥の目をするのがSo what?
第八章 ストーリーとしての戦略
数十秒の間に、キーメッセージを、簡潔に過不足なく正しいことが伝えられるか、の訓練だ。事実の要約(サマリー)ではなく、事実を統合して言える意味合い(シンセシス)、そしてだから何をすべきか(レコメン)を、簡潔に伝えられなければならない。
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たWHATが割と当たり前のことだったら、どのように行うか、つまり、HOWを三つは言う必要があるだろう。逆に、WHATが意外なことだったら、WHYをしっかり三つ並べる必要がある、
WHAT、WHYのあとに、WHYNOTYET?を加える
なぜそれができていなかったのか?これこそ問題の核心だ。
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①「問題」とされていることが、本質的な問題とは限らない
②大きな視野(BigPicture)でとらえ直す
③仮説から始める
④漏れなくダブりなく(MECE)問題を構造化する
⑤カギとなる変数(KeyDriver)にフォーカスする
⑥できるだけ簡素(シンプル)化する
⑦正しい答えはひとつではない
⑧壊して、再構築する
⑨ときに答えがふっと湧いてくる瞬間を大切にする
⑩問題がないことが最大の問題
・みんなでゴールを共有する・そのゴールと現状とのギャップを明らかにする・そのギャップがなぜ生じているのか(なぜ放置されているのか)をえぐり出す
・ギャップを埋めるアクションを、時間軸と責任者を決めて明確にする
第九章 ワープする脳
無理矢理でもいいから、普通とは異なる仮説を打ち出す
「現状維持バイアス」と呼ぶ。そのような「陥りがちな発想の落とし穴」を避けるためにも、究極から逆算することが効果的なのである。
名和高司. コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法 (Japanese Edition) (p.298). Kindle 版.
名和高司. コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法 (Japanese Edition) (p.292). Kindle 版.
第十章 IQ .EQ.JQと真善美
第十一章 システム思考
第十二章 非線形思考
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