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美顔器いらず。

今頃になってセーラー服を着た薬師丸ひろ子が…。
生きていると色々ある。
そしていつかの習得した何かが、
巡り巡って役立つとはまさか。
そんな体験を、した。

パチョン(←場面が変わった紙芝居の音)

それはYUKARI先生の美顔筋レッスンでのこと。
ほっぺの筋肉を動かすには、ニカーっと。
首にまで青筋を立てて笑う他ないと思っていたわたくし。
YUKARI先生のお顔の動きを凝視していてひらめいた。

あ…薬師丸ひろ子やん
薬師丸ひろ子の口元を真似したらできるやん
ほら、最小の筋肉で頬肉を持ち上げられたで、薬師丸ってばめっちゃエコ…!

小学生時分、兄上が薬師丸ひろ子のモノマネを
あんなにも仕込んでくれたことが、今になって役立つなんて。
偏差値70を超えるとサスガ発想がちがうよね。
平凡でなんの特技も持ち合わせない妹の行く末を危惧した兄上は、
なにか一芸に秀でるべく、一計を案じたのです。

あの時、素直に習っておいてよかったな。
モノマネするたび、爆笑してくれたので
気をよくして何べんでもしたから完成度は秀逸です。

いやはや、何にちから入れとんねん。
そんなことより、ちゃんと勉強を教わっておけば
人生変わったんちゃうかー。と思うと、
代償がおっきすぎて背筋が凍るよどこまでも。

そしてこの美顔筋レッスンですけど。
自前でお顔の筋肉を動かせますから、
世の美顔器たちよ。
要りませんでコレ。

あ。

言うてもうた。

脚本で韓国デビューを目指す会社員です! もし、アタイをサポートしてくれはるのなら…あなたのおはようからおやすみまで笑いで見つめるライオンと化します(ガオー)