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美容院に行く前と行ったあとになんて言うか。

今朝、キウイを切ってて思ったんですけど、切る前に洗いますか? わたしは洗います、桃も。だって毛ぇひっついたら嫌じゃない? 包丁に。


皮剥いたあと、その包丁についたんがひっつくやんね、実ぃに。ほんで、その毛ぇが口の中でもしょもしょした後、カイカイなるやんね?


だから、洗う。


ところで「毛ぇ」は関西弁に分類される。
東京に魂ぃ売った兄上に言われて発覚した事実で、関西中華思想のわたくしめは知る由もなかった…。


ので、ここで改めて紹介しておきたいのであるが、美容室および散髪後のあいさつとしては


「毛ぇ、切ったん?」


が、関西でのスタンダードである。

トーキョーから寄生虫、おっと失礼、帰省中の兄上を前に「毛ぇ、伸びたわ〜」「毛ぇ切りにいかな〜」などと連呼したあの日。戦いの火蓋が切って落とされた…。


兄 上:ほんま、品がないよな。
バナナ:え?なんで??
兄 上:毛ぇって…
バナナ:ほな、なんて言うんよ、頭の毛ぇか?


そう、関西地域における母親世代では完全に「頭の毛ぇ」である。なんやったら「頭、切ってきたん?」でも通用するので、外国人に日本語を教える際は、非常に神経をつかうところである。


そして、本題。
「敷く」が「ひく」で「くっつく」が「ひっつく」のわたくし、兄上の言わんとする嫌味がいっこうに通じない。


バナナ:何よ、ほな、どないして言うん?
兄 上:まず「毛」って言わないよね
バナナ:(カッチーン)ほな、何か?東京では
    発音せんとアイコンタクトなん?!
兄 上:「髪、切ったの?」って言うよね


えええええええ?!


驚愕じゃない? 主語とばし、目的語とばし、名詞飛ばし、なにその新しい隠語。



でも確かに。
品はあるな(なんやねーん)

脚本で韓国デビューを目指す会社員です! もし、アタイをサポートしてくれはるのなら…あなたのおはようからおやすみまで笑いで見つめるライオンと化します(ガオー)