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資格勉強がうまくいく、マインドマップ活用法
試験勉強中の頭の中って、けっこう忙しい。
「スケジュール立てたけど、計画通りに進まないかも」
「まるで頭に入ってこない。どうやって覚えよう」
「覚えることありすぎ。どこからやったらいいか誰か教えて!」
「あー、なんか今日はやる気が出ない。」
本当は勉強に集中したいのに、こんな風にとっちらかってしまう......。
これ、実はマインドマップを取り入れるとスッキリ整理されます。
「マインドマップって、ノート術だよね?
記憶に残りやすいとか言う...。
あんまり興味なかったけど、頭の中のごちゃごちゃがスッキリするの??」
そうなんです。
マインドマップはもともと、脳の思考を整理するツール。
記憶定着にも効果があるのはもちろん、試験にまつわる思考を整理するのにも役立ちます。
つまり、マインドマップを使えば資格試験の勉強をまるっと管理できるんです!
どうやってマインドマップを資格試験の勉強に活かしていくのか、この記事で解説していきますね。
合格までのイメージを持てて、試験勉強が進むこと間違いなし。
さあ、さっそくはじめてみましょう。
資格試験の勉強にマインドマップが役立つ3つの理由
試験勉強の困りごとは、大きく3つに分けられます。
やる気が出ない
内容が覚えられない、理解できない
スケジュール管理がうまくいかない
こうやって分けてみるだけでもちょっとスッキリしたかもしれませんね。
これらの困りごとは、マインドマップで解決できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1660287366047-kQWLpk1LbR.png)
目標を明確にできる
なぜこの資格を取得したいのか、資格試験に受かったらどんな未来が待っているのか。
これをいつでも言葉でパッと再確認できたらやる気が出ます。
マインドマップは思考の流れを言葉と図で表したもの。
頭の中だけで考えているとすぐに忘れてしまうことを、言葉で見えるようにしておくのが得意です。
マインドマップを使って、資格取得の目的を言語化しておきましょう。
理解を助け、記憶しやすい
階層構造なので、情報を整理しやすく理解を助ける
重要な情報を一目で見つけやすい
反復しやすい
マインドマップは、ものごとのつながりがわかりやすい階層構造になっています。
階層構造とは、メインの幹から末端へどんどん枝分かれしていくように情報が整理された構造のこと。
![](https://assets.st-note.com/img/1660287601037-Frz6LqCuvu.png)
全体像がわかりやすく、必要な情報を一目で探しやすいです。
また、見返すときに主要となる情報を何度も通るので、記憶に定着しやすくなります。
スケジュール管理ができる
マインドマップは汎用性が高く、いろいろな場面で活躍します。
スケジュール管理もそのひとつ。
年間計画→月間計画→週間計画と、全体像を決めてから細分化していくことで必要な事柄をもれなく実行できるようになります。
試験勉強にぴったりなマインドマップの使い方
ここからは、実際にどうやってマインドマップを試験勉強に取り入れるのか、実例を見ながら解説していきます。
目標を明確にする→やる気アップ
内容を理解、記憶する
スケジュール管理する
これらの3つの場面ごとに、使い方を見ていきましょう。
目標を明確にする時の使い方
資格試験を受けると決めたら、まず目標を明確にしていきます。
頭の中でなんとなくわかっている状態から、文字にしてはっきりさせた状態にしましょう。
資格を取得する目的
取得するとどうなるか
を、マインドマップに書き込みます。
試験日の情報も書いておくと、より現実味が出てきて効果的。
![](https://assets.st-note.com/img/1660288176741-USRNYGDRgg.png)
「今日はなんだかやる気が出ないな......」
と思ったら、このマインドマップを眺めてみてください。
内容を理解、記憶する時の使い方
内容を理解して記憶するには、3つのステップを踏みます。
①全体像を把握する
②学習を進める
③復習をする
全体像を把握する
資格試験の勉強をするときに、いきなりテキストを読み込み始めるのは効率がよいとは言えません。
出題の範囲を知り、どんな順序で学ぶかを決め、実際にどんな問題が出ているのかを分析して、必要な勉強に的をしぼって学びます。
テキストや資格試験のHPなどを見て、出題範囲をマップにしていきましょう。
FP3級を例にしてやってみますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1660288297976-6XRECaaHgV.png)
出題される6つの分野と、試験方式についてまとめました。
このマップに学習内容の全てをまとめていくのは情報量が多すぎるので、分野ごとに新たなマップを作ります。
「A ライフプランニングと資金計画」のマップを新たに作り、さらに細かい内容を加えました。
![](https://assets.st-note.com/img/1660288457999-4Kgpxa9lp6.png)
「A ライフプランニングと資金計画」には、10項目の内容があるとわかりますね。
学びをまとめていきやすいように、もう一段階くらい細かい情報を書き写しておくとよいでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1660288508726-cX7Jl3ZbGu.png)
学習を進める
ここから先は、過去問を参考に、出題されやすい箇所を重点的に学んでいきます。
テキストや解説ブログなどを参考にして、頻出箇所を目立たせます。
![](https://assets.st-note.com/img/1660288600718-CHaz0qV6zY.png)
実際に自分で過去問を解いてみて、覚えるべきキーワードだと思った部分も書き加えて目立たせます。
![](https://assets.st-note.com/img/1660288639464-neARUhbKfP.png)
過去問を解いたり、テキストを読んだりしながら、少しずつマインドマップを充実させていきましょう。
何度も往復して繰り返すことで、記憶に定着していきます。
復習をする
作ったマインドマップは、何度も見返します。
印刷して持ち歩いたり、スマホから見るなどしてすきま時間を活用してください。
復習の時間を多くとれるときは、テキストなど何も見ずに覚えていることをマインドマップに書き出してみるのが効果的です。
記憶できていない部分や間違って覚えている部分がよくわかります。
スケジュール管理する時の使い方
必要な勉強範囲をすべて書き出し、試験日までに使える日数を割り振っていきます。
全体像を把握する時に作ったマインドマップに、やるべきことを加えていきましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1660288838995-kcSyb6aawh.png)
FP3級の場合、出題範囲は大きく分けて6つ。
それぞれの項目ごとに、「全体像をまとめて過去問を3回解く」ことが必要なら、そのようにマップに書き加えます。
それぞれにかけられる時間は、試験日までに残された日数によって変わってきますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1660288879802-JUmoqvohPx.png)
カレンダーを見ながら予定を立て、日付を記入していきます。
スケジュール通りに進まなかったときのために、調整日を設けておくのも忘れずに!
予定通りに終わったら、印をつけていくと達成感も得られます。
![](https://assets.st-note.com/img/1660288924034-Wy23wWJpBO.png)
ガントチャートが使えるマインドマップツールの場合は、さらにスケジュール管理がしやすいです。
たとえば、エドラマインドの有料プランで使えるガントチャートは、ワンクリックで作ったマインドマップを下のようなガントチャート(スケジュール管理のための表)に落とし込めます。
![](https://assets.st-note.com/img/1660288965000-fqOQsEK0ou.png)
ガントチャートの詳しい使い方は、こちらの記事がおすすめ。
まとめ
マインドマップは単なるノート術ではありません。
試験に合格するまでの頭の中を、ぜんぶスッキリ整理できるツールです。
マインドマップを資格試験の勉強に取り入れて、
目標の明確化
内容の理解と記憶
スケジュール管理
をしていきましょう。
マインドマップを味方につけると、スムーズに学習を進められます!
この記事に登場したマインドマップは、すべてエドラマインドで作成しました。
無料で使い始められるので、資格試験の勉強に活用してくださいね。
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