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東京はお盆でした

仏教発見!
と言う本を読み始めています

著者は西山 厚さん
仏教研究者で
どの宗派にも属さず僧侶でもありません
冒頭で
きわめて個人的な仏教への思いをお話する
と書かれています

まだほんの少ししか読めてないけれど
文面に散りばめられている
仏教への深い洞察と愛と優しさに触れ
大好きな一冊になる予感がしています

序章で
知的障害をもつ人々を対象に
「死ぬことはこわくない」という内容の
講演の経験が書かれていて

お釈迦様がそうだったように
死の間際には
親が迎えに来る とあります

私はふと
一月に亡くなった父を思い出しました
父のところへはおばあちゃんが
迎えに行ったのかしら?

今まで考えたことも無かった
父と祖母の関係に思いを馳せ

母の時は
おばあちゃんだけじゃなくて
先に逝った母の弟妹も行ったかも

なんて
亡くなった人たちのことを
思い出していました

そういえば東京はお盆
お墓が信州でお盆は8月
なのでピンときていませんでした

そんなことも考えず
朝イチ不忍池に蓮を観に行って
極楽浄土も歩いてきました

あの世とこの世の境界が薄くなる

「お盆」と言う意識が
アクセスの扉を開くのでしょうね

大切な日本の行事なのだと
しみじみ思いました


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