見出し画像

今。僕の髪型は死んでいる

くそったれ。
三週間近く前に切った髪。

まったくもって
気に入らなかった髪型に仕上がった。

小学生〜高校生にかけて
カットをお願いしていた
散髪屋さんだ。

近所だから

という理由で通っていた。

まぁ、久々に顔をだすか
と上から目線で足を運んだのが間違いだった。


理容師さんは、50歳近い男性。

おしゃべりばかりに花が咲いて
腕が落ちているとわかった。

会話の内容も
昔、女とヤッた自慢ばかり

「どうだ、俺、すごいだろう」

感がむんむんと伝わってきた。

それでも、髪型をイケメンにしあげてくれれば
問題はない。

でも、みてみろ。

僕は、ここ毎日
自分を見て

キモい、かっこわるい髪型だ
デートにもいけない

と鏡に語りかけているではないか。

だって、ほんとうに
そうだから。

デートも誘うに誘えない。
悔しい。

僕はアラサーになっと気付いた。

大切なのは腕前だ。
話とかどうでもいいから
ちゃんとした髪型にしてくれ。

それだけでいい。

思い出していないけれど
過去にもなんどかこのような経験を
してきた。

そのたびに、自分には似合っている
と現実から目を背けた。

女の子と会うようになった現在、
見た目を気にしなければ
そこに性はない。

ただ、こう思えるようになったのも
自分が成長したからだろう。

成長には痛みが伴う。


いい気付きを得られた。

ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?