T.W Lesson 12. それでもなお、先伸ばすあなたに

　「待っている」状態（内側に耳を傾けて、インスピレーションを「待っている」）と「先延ばし」を、どうやって区別すれば良いのでしょうか？

　（実際に、本当に閃きを待っていたなら、どうして「先延ばし」というラベリングが必要でしょうか？仮に、私が受け身で惰性的な大衆の一人だったとしても、なぜその性格をわざわざ名付けなくてはいけないのでしょうか？先延ばしをしているのが分かるように？――いいえ、「先延ばし」は、単なる概念に過ぎないのです。）

　もし、自分が正常に機能するタイミングや、クリエイティブな仕事のインスピレーションが降りてくる瞬間を、合理的に待つことができるとしたら――何の問題もなく、待てますね。

　一方で、もし、先延ばしをしているとしたら（やらねばならないと自覚していることがあるのなら）、次に取るべき行動は何かを、見定めたいですね。

　そして、その行動という原子を、小さく分裂させるのです。