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何が本当にできて、何が本当に苦手なのかを明確に
場面に応じた語彙を脳内から即座に検索してアウトプットするのが、ひどく苦手だ。
仕事やザ・仕事という関係性の築けていない人とのやり取りに、適切な言葉を選ぶ作業は、わたしには時に途方もなく困難な道のりに見える。
時間をかければ、出てくるのだ。語彙力がないわけではない。ただ、即応性がないだけ。処理速度が遅いのだ。
ADHDコーチングを受けるにあたって能力ごとの発達状況を見るために知能検査を受けてみて、そう、割り切れるようになったが、以前は本当にコンプレックスでしかなかった。「私は人とコミュニケーションを取るのが苦手だ」と「わたし」の生まれ持った「脳の特性」を一くくりにして、心を苛んでいた。
「語彙力も表現力も苦手分野ではなく、でも処理速度が遅い」ということが客観的に分かった今では、「わたしには時間をかけられる表現手段が必要で、それがあれば大丈夫」という自己理解でいる。だいぶ、安定した境地だ。
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それでも大量のメールを処理する必要に迫られて、やってみると、ことのほか頭が混乱する。前頭葉が重い。想像力はオフセット。使えない「おばたさん」の出来上がり。歯がゆい。
適材適所を思う。
全部、できなくっていいから、できる人に任せたらいいと思う。
そうしてわたしは、蝸牛の速さでタイム・ウォーリアー「時間の守護者」を翻訳する。ゆっくりのわたしが言語媒介する、珠玉の時間かの邦訳。どうぞ、ご登録ください。
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