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怒りで直感を覆い隠さないで【詞のことば二編】

怒りで直感を覆い隠さないで

怒りで直感を覆い隠さないで
怒って憤って地団駄を踏んでるあなたを、
小さな心の中の起訴を
そうか、そうだよねと
大人のあなたの最大限の、包容力で
聴いてあげるんだ。

傾聴の力は、自育の力。
感情を外敵へのアレルギー反応としてじゃなく
内面の豊穣の肥やしに変える力。
一切否定せずに
あなたの心小さな住人の主訴に
聴き入って。
その動けない魔法陣へ足を延ばして、
両手で抱きしめて。

明らめる力、
灯をともす力を
あなたは発揮することができる。

あなたがあなたであることだけは
いつでも手綱をにぎっていて!


怒りは防衛反応

怒りは防衛反応
小さな自己が
自分を守ったり
正当性を精いっぱい主張したり
何で分かってくれないの!と、へそを曲げる反応

そういう期間も必要だけど
一過性のものにしたい
反抗期のような、通過儀礼
死ぬまで反抗期してては面目ない

われわれは大人にならなくちゃいけない。
もっと己の幸せに
包容力をもって
真剣に向き合わなくちゃいけない。

他でもない自分自身の幸せに。
人のこととやかく言ってる場合じゃない。

外を本当の目で、眺めるんだよ。
大海を知るんだ。
狭い金魚鉢に押し込められてては
誰だって窮屈さを他に向けたくなる。

境界の外を見る目と、手段を養うんだよ。
自分のことばと感性で、
あなたの目の黒く、時間の潤沢な間に。


【理性のことば】

 感情の扱い方について、気づきがあったので書きました。わたしたちの心の中には子どものころに成就できなかった感情が眠っているといいます。そして、その蓄積された経験が行動パターンとなり、半自動的にわたしたちの現在のとっさの判断をかたち作るとも。子どものときの感情とそれに伴う経験が、「こうしたらうまくいく・喜びが得られる」反対に「こうしたらうまくいかない・苦しみや悲しみがやってくる」という風に、認知・思考パターンとしてしみついている。

 否定的な感情への対応パターンは、自分の心のその部分を大なり小なりトラウマ的な経験を抱えたその歳の幼い自分のまま取り残してしまう。すると、一人の自分のなかに成熟した大人の部分と子供の部分の核分裂がおきてしまう。統合した自分の方が、ものごとに毅然と向き合えるし、人も自分にも優しくできる。本当の意味で。

 だから、そういうものを見つけては、過去の自分のところへ行って、「ぎゅっと抱きしめて」あげよう、と改めて思い直しています。オラフみたいに。溶けちゃってもいいから。からだなんて魔法でどうにでも元に戻るから。



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