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未完全を愛する人たちの、朝活のはなし。

福岡で「トライびと」という朝活をやっています。
始めたのは2020年の11月。ちょうど2ヶ月前のことでした。

私はもうすぐ27歳。
大学を卒業して新卒で幼稚園教諭として働き3年。
福岡・志賀島にある旅館を8割セルフリノベーションしたホテルで働きながら島暮らしをすること1年半。
9月末に閉館した先で、10月からベンチャー企業の第一号社員としてちょうど働き始めた頃でした。
( 経歴もなかなか面白いと言われるので、その話はおいおい。笑 )

11月頃、私はよく泣いていました。
一生懸命やってきたホテルの閉館に少なからず気を落としていたし、仕事も新しくなり、住む場所も変わって、彼とも別れて、SNSを開けば同級生の結婚・出産の幸せそうな報告が次々と流れてきて。。

何もかも始めたばかりで何者かを説明できない今の状況の中で、自分が何も持っていないような気持ちになって、それでも日々頑張りながら、「あれ、私はどこに向かっているんだろう」って迷子になっていました。

やってみたいこと、目指していることはひそかに心の中にあるのに、今の自分からは程遠くて、自分自身が自分のことを信じてあげられていなかったし、勝手に孤独を感じていました。

でもふと、こういう人って他にもいるんじゃないかなって思ったんです。
よく表に見えるのは「こういうことをやりました」「こんなことやってます」って結果を出している人たちだけど、
「やってみたい」と思っている人たち、まだ成果を出していないけれど実際に「一歩踏み出した」人たち。

不安もある。葛藤もある。それでも「トライ」を選ぼうとしている人たちに出会ってみたいなと思いました。
自分を大きく見せずに、等身大で夢や希望の青いことも語れる場があったらいいなって。

そうやって、同級生から一度しか会ったことがない人まで、今までの関係性の濃さに問わず、私が話してみたいと思う人たちに声をかけて小さく小さく始めたのが「トライびと」です。

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朝会を11月、12月、1月(このときは夜会)と開催して3回目になります。
やってみて思うのは、とにかく面白い!
デザイナー、ダンサー、カメラマン、先生、、やっていることはバラバラで、でも自分の価値観で世界を見ようとしている人たちばかりだから、話す言葉に熱があるんです。

自分のモノサシで生きる楽しさも孤独さも知っているから、相手の夢も尊重できるし応援できる。
「それだったらこの人紹介するよ!」とこの場から新しいつながりも生まれています。

色んな考えがあってよくて、色んな夢を見てよくて、実現には色んな方法があることを知れる。そうやって世界が広がるから、トライびとたちといるとパワーをもらえます。

一人ひとりが持つ意思は、キャンプファイヤーのような燃えさかる炎ではなくて、1本のろうそくに灯った小さな小さな尊いアカリです。
そのアカリはきっと一人だと揺らぎやすい。だからこそ、何度だってアカリを信じた自分を手繰り寄せられて、少しずつ炎を大きくしていける場所が「トライびと」であったらいいなと思っています。

まだまだ始まったばかりのトライびと。今のメンバーとのつながりも、これから生まれる新たな出会いもすごくすごく楽しみです。

トライびとの輪が、ここから広がっていくことを願って。

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鶴 千春

「100年後も誇れる仕事をしよう」
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