"かとく"に叱られた会社で働く社畜がヒプマイA.R.Bの新仕様イベランに挑戦してみた
下記記事の第二弾です。まさか続編作るとは思いませんでした。
ご存じの方には冗長な説明にはなりますが、当ゲームには音ゲーにありがちな所謂イベランが存在します。今回挑戦するイベントの概要は下記。
わたしは推しの名前が入ったいい感じの称号が欲しかったので、今回のイベント走りました。ただ、12月~1月月初にかけて3枚ガチャ産の新規カードが来てしまったので、予算上限の都合上、途中で撤退しています。結果当初の目標である3位に着地できたので、結果オーライ。
さて、このゲームのイベランですが、2022年12月のアップデートを境に戦略の組み方が変わりました。主に大きく影響するのは、以下の点。
1. 月カードの特攻倍率が20%から35%へ引き上げ
2. ライズ効果倍率の変更
イベラン走者から見ると、前者はデッキの構築に、後者は結果として、ライズ(スタミナ)の消費速度に影響することになります。
折角アップデート直後にイベントを走ったので、上述した新旧仕様の比較と、走ってみた雑感をまとめました。前回よりだいぶゆるい内容ですが、お付き合いいただけると幸いです。
1. 月カードの特攻倍率が20%から35%へ引き上げ
前半戦(12月オオサカ特攻有効期間)に絞って議論します。
これにより、「凸数の少ない月別20%特攻カードは、イベント参加メンバーのすべてのカードに付与される5%特攻付きの完凸SSRよりポイントが伸びないことがあるため、月特攻は引く旨味があまりない」という定説が覆されることとなりました。イベント報酬カード(25%)は無凸からデッキに組み込んでも獲得ポイントが伸びるので、35%は充分強いんですね。
下図は2022年11月までの構築デッキ参考例。50%特攻の凸数が重なれば、月特攻がなくとも上位で充分戦えるデッキになりました。
わたしのパターンだと、今までは単純に「月特攻以外のガチャ産カードをデッキに組み込んで、相性のいい手持ちの5%特攻カードをリーダーに置けばいい」という判断だったのですが、今回の特攻上限引き上げによって実装されたすべてのカードが候補となり、そのカードから最適なデッキ構築を見繕う必要がでてきました。
1-1. 自前確保の強カード(5%) -> 候補から除外
1-2-a. イベント専用特攻(50%) × 2
1-2-b. イベント専用特攻/報酬 (25%) × 11-3. 当年BD特攻(50%) × 1 -> 今回のイベントの対象外
1-4. 月別特攻(35%) × 3 **New
それぞれ用意できた手持ちリソースについて説明です。
1-2-a. イベント専用特攻(50%) × 2
また今回のイベガチャですが、運よく銃兎が早めに5枚揃ったので、盧笙の凸数をマテリアルで押し上げて両者完凸が作れました。色々な意味でビジュの強いカード。
今思うとパフェアシのオートスキルレベルを10にする必要なかったのですが、称号欲しかったので上げました。パフェアシの使い方はみんな大好き攻略二郎ちゃんをご参考ください。
1-2-b. イベント専用特攻/報酬 (25%) × 1
イベラン上位を狙うと確実に獲得・完凸できる。
1-4. 月別特攻(35%) × 3 **New
わたしの推しはオオサカメンバーなので、今回のイベント開始前にすでに月特攻をある程度引いてました。結局イベラン中に2天井目まで追ってます。またしてもぬるさらは自引きできなかった。各性能はガチャ詳細画面から。
5枚オオサカ、1枚ヨコハマの6枚の組み合わせからイベランを走る上での最適解を探します。あくまで今回候補となるカード&わたしのガチャ運の都合があるので、参考程度に見てください。
Q1. 無凸月特攻と完凸イベント特攻はどちらの方が強いか?
月盧笙 リーダーで検証してみました。
結果:報酬簓の勝ち (差分3.5%)
これまでの通説から、カードの無凸完凸で15%くらいの倍率差はひっくり返せちゃうことがあると分かっていたので、推測できる範囲ではないでしょうか。
また今回の報酬簓はオートスキルがクリティカル(スコアアタック観点で強いもの)だった影響も大きいかと思います。
Q2. 最適デッキパターンをどう探るか?
デッキリーダーを軸に場合分けすると、下記パターンに分けられるかと思います。わたしのできる範囲で検証。フレンドリーダーとデッキリーダーを入れ替えて同義となるものは割愛しています。漏れがあったら陳謝。C2パターンはフレンドリーダー/デッキリーダー入れ替えて検証できたのに完全に忘れてます。メンゴ。
各セクションの検証結果は下記。
この場合、特攻持ちオオサカカードの一枚を弾く必要があるのですが、Q1の結果から無凸月簓を除外しています。
Tips: リーダースキル/Mixの仕様
「フレンドリーダーを含めて3ディビジョンメンバーを混ぜる」です。なので、下図のようなデッキでも適用されます。
結果:
所感:
制限付きリーダースキルはやっぱり強いですね。獲得pt差は2.26%でした。銃兎のカードはイベラン向きではない性能(2種ステUpオール/パフェアシ)だったので、組み込んだデッキは特攻倍率の高さの割に獲得ポイントは伸び悩みました。こんなに面白いビジュの良いカードなのに!?
わたしは前半戦、A1のデッキで総獲得ポイントの9割を取りきっちゃったので、あまり銃兎を活躍させてあげられませんでした。折角なので、今後彼にはパフェコン用デッキでフル稼働してもらいます。
B1、B2はそれぞれ特攻倍率の総合値は1位、2位と同じですが、これら2つより特攻値の小さいMixパが超えて来ましたね。おいちゃん(ライム単ステータス特化120%Up/タップブースト)めちゃくちゃ強かったんだと思います。
こうなると、C1/C2のデッキがどこまで伸びるか気になるところ。特にC1は総合特攻値においてもリーダースキルの組み合わせという観点からもC3より確実に強いので、3位より上に食い込むことは確定です。わたしはデータを用意できなかったので、検証は他の方に任せます。似た状況はまた来ると思うので。
また逆の観点から、デッキ全体にバフの乗らないリーダースキルは、それしか選択肢がない場合以外、デッキリーダーの候補から外して良さそうです。
総括として、今後のイベランにおいて、デッキを組む際に重視すべきは月(35%)、イベント特効カード+当年BD特攻(50%)のリーダースキルであり、デッキ全体の特攻総合値に無理にこだわらなくていい、という方針になっていきそうです。
理想を言えば、全カード無凸の状態でデッキの組み合わせを検証して、リーダーにするキャラを優先的にガチャで追う過程でパーツとなるキャラの凸を狙う、もしくはマテリアルで妥協できるところまで強化するという動きができればいいと思います。最低限こだわるべきポイントは、デッキリーダーをなる早で選定して、それを完凸することだと思います。ガチャ産全部完凸のロマンデッキは仮想通貨、FX成功者の皆さん、よろしくお願いします。
上位帯を狙う場合、デッキを構築する上で少なくとも2種以上のガチャに手を出さないと厳しい状況になったので、なかなか敷居の高い遊びになりました。
2. ライズ効果倍率の変更
具体的に数字がどう変わるか、どつパで検証。検証曲はイベラン周回でよく採用されるミクステ(Rhyme Anima’s Mixtape) C/E。
結果:約8.56%差
雑に数字を丸めるとライズ9-10間で9%弱の差。これは旧仕様で言うところの7,8-10間の差が出るので、特に初動は迂闊にライズ設定甘えられなくなりました。
ちなみにミクステC/Eの獲得ポイント差は約4%。速さを取るか、一回の獲得ポイント量を取るかでユーザの戦略が分かれますね。
総括
全体を通じて、変更前と比較しより課金圧の高い仕様に変更されたというのが感想です。キャラの実装ローテもそうですが、ユーザに課金を促す割に、既に誂えられたプログラム内部の数字を変更するくらいのアップデートしか来ないのが個人的に気になるところ。挑戦される皆さんは、準備できるリソースと相談しながら、無理ない範囲で楽しく推し活してください。
個人的にはイベラン楽しいのでおすすめしたいです。お金もそうなんですが、なんだかんだ、イベランはゲームにより時間を費やせる人間が強いです。なので社会人は、定時退社を目標にいかに仕事を早く効率よく終わらせて、かつ無駄な仕事はしないよう調整と交渉をして、という風に、時間を確保するために全力で頭を使います。慣れると少し怠惰になりがちな社会人生活の、いい刺激になりますよ。
最後に、別ゲームにはなりますが、音ゲーイベランランカーの金言をどうぞ。
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