墨田ペトリ堂

「現場に出るようになったら人生おしまいだ。」と書斎派隠れアイドルファンとしてこそこそ活…

墨田ペトリ堂

「現場に出るようになったら人生おしまいだ。」と書斎派隠れアイドルファンとしてこそこそ活動していましたが、二十歳を過ぎて人生がおしまいになったので現場に出るように。 初めて入れ込んだ束ものは興亜三人娘。他方、加藤専太郎の金馬で落語に目覚め、現在も小規模落語会中心に現場に出没。

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「二面楚歌」墨田ペトリ堂 雑文仮置処

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    • IRIS GALLERY(イリス ギャラリー) オープニング企画展「IRIS」

      山中夏歩が早稲田に開いたギャラリーへ。 最寄り駅は地下鉄東西線の早稲田駅。 神楽坂寄りの1番出口を出て、鶴巻南公園の横の通りを北上すると分かりやすい。 解放社(※革マル派)の横を通る事になるが、かつてほどの物々しさは無く、平和。 加えて都バスが何系統も近くを通っており、地味に便利ではある。 早大通りの中ほど。  南向きだが、欅並木が日差しを和らげてくれる。 入り口は全面ガラスの引き戸。 中が見えると言うのは通りすがる人への訴求力に、近隣に住む人の安心感に繋がる。 立ち止

      • デザフェスWESTジャック!

        デザインフェスタギャラリーの西館で、会期を合わせて写真展を開催する試み。 1-A #旅は駅から 展 1-B #favorites 展 1-C #回帰 展 1-D #想い出はいつまでも 展 1-F #Walker展III 1-G #めめ猫展クロニャクル 展 artpieceWEST W-17 #POPUP 展 2-A #旅と人展 一階は狭い部屋が多く、東西の通路になっていたリ、飲食区画が近過ぎたりして落ち着いて見られないところが多い。 なんとか見られたのは1-Aの 旅は駅

        • 片瀬成美と石川野乃花の「花セカイ」

          ほぼ同期で同年代の二人が歌ったり語ったりする会。 歌はたっっっっぷり。 語るが如く「役者の歌」を唄う石川野乃花。 音として心地良い「歌としての歌」を歌う片瀬成美。 技巧に裏打ちされた、それぞれの才能。 「語ったり」の部分は片瀬成美の不規則発言など、書いて良い事と、今は未だ書かない方が良い事と、公開時期がある事などがミルフィーユになっており、石川野乃花が唖然としたり慌てたり、頭を抱えたりしていたのが面白かったことくらいしか書けない。 人間関係で緊張する事は多いが、舞台に

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          一ノ瀬楓依生誕祭2024 〜最愛〜(2024.9.23)

          ギックリ腰発症で順延となっていた生誕祭。 完治とは行かないまでも歌って踊れる程度には恢復したようで、仕切り直して無事開催。 「「私の血はモンスターエナジーで できている」 と言ったかどうかは定かでないが、モンスターエナジをこよなく愛する一ノ瀬楓依の為に、シャンパンタワーならぬモンスタータワーが作られ、飾られている。 セットリスト 現体制で仕切り直して迎えたワンマンから2か月。 4人のえすれあるとしての見せ方も固まって来た。 メンバーの属性としての傾向は「イヌ」っぽくあ

          一ノ瀬楓依生誕祭2024 〜最愛〜(2024.9.23)

          路上 - Go Down The Road"

          午后、自転車で祐天寺へ。 前に自転車で行った時は駒沢通経由で酷い目に遭ったので、今回は並木橋から八幡通りで代官山。 鎗ケ崎の交差点から西郷山通りにそれて、東横線の側道を伝って祐天寺。 これならあまり頑張らなくても辿り着ける。 自転車は時間が読めるようで読めない。 行き慣れない街だと猶の事。 予約した時間まで街を流したり、祐天寺に詣でたりして時間を潰す。 5分前行動でお店へ。 カウンターは常連向けと見えてほぼ埋まっており、ギャラリースペースの椅子に腰掛けてクリームソーダを頼

          路上 - Go Down The Road"

          石川野乃花の喫茶オールドクロップ(2024.09.27)

          立て込んだ予定を遣り繰りして開催されるので、今月も直前の告知。 今月のゲストウェイトレスは神咲くるみ(Symdolick)と葵葉ほのか(Shupines)。 二た手に分かれて注文を取って回るウェイトレス。 片瀬成美のような、「何かとんでもない事をやらかすのではないか?」と言う漠然とした不安を抱かせるような妖しさはないが、どちらもそれぞれに危なっかしいが、注文を受けて集約し、厨房(石川野乃花)に伝える中継役がしっかりしているので事故は起きない。 配膳した先で話し込んで呼ん

          石川野乃花の喫茶オールドクロップ(2024.09.27)

          東京カメラ部2024写真展「この世界とともに。」

          今年見た中では勿論、ここ数年見た中でも、否、これまで見て来た中でも最低最悪の写真展であった。 ともあれ、東京カメラ部は滅びるべきであると考える次第である。 ステートメントなどはこちら参照の事。 ヒカリエの9階まで上がると、左に回り込んだところにある受付に誘導される。 受付左側のテーブルは一般入場者用で、アンケート用紙が渡される。 右側は出展者や関係者用、スタッフパスなどを配っている。 アンケート用紙と言っても、利用しているSNSや使用しているカメラのメーカーや種類などをレ

          東京カメラ部2024写真展「この世界とともに。」

          高橋伸哉写真展「IN THE ZONE」

          歌舞伎座の右横のビルの2階にあるヒコヒコギャラリー。 展示室3つを借り切っての写真展。 ステートメント 世界各地で撮り溜めたスナップからプリントした物をズラリと。 撮ろうと心が動いてからシャッターを切るまでが早く、カメラの先に居る人々に不信感を持たせない、正の感情で撮って、負の感情を向けられない写真。 「綺麗は汚い 汚いは綺麗」とは逆の「綺麗なものが綺麗に映った写真」なので私の好みとは異なるが、巧い。 ギャラリーの売りが「最高級の5000ケルビンミュージアムクォリティス

          高橋伸哉写真展「IN THE ZONE」

          Black &White Portrait 2024

          5階から4階へ。 こちらはモノクローム縛りのポートレートグループ展。 モノクロームは色が無い分、雑なレタッチが粗として出やすいのだけれど、色としての好悪はありつつ、基本的にテータとしてもプリントとしても破綻したものは無く、総じて美麗。 そこから先の部分に、知識と経験、技術とセンスが乗って来る。 「分かっている人」のモノクローム。 アラキエイテツの湿り気の有る黒。 野村原の黒と灰色の間の微妙な諧調。 koji Horose の巧みな構成。 横から入る照明すら邪魔に感じるよ

          Black &White Portrait 2024

          濡れ髪展5

          神楽坂から渋谷へ、ギャラリー・ルデコにて、毎回楽しみにしているグループ展を観覧。 残念ながら5回目となる今回で最後とのこと。 縛りとしては「髪が濡れた状態にある写真が含まれている事」であるようで、男性ポートレートや子供を撮ったものも含まれている。 「濡れ」の定義も様々。 「湿」「潤」「浸」 どの状態の「濡れ」を濡れとするか。 海、川、プール、風呂、雨 etc… どこのどんな水でどう濡らすか。 滴ったり、湿っていたり、乾いて行く過程であったり。 そこにどう物語を作るのか、

          寫眞館GELATIN exhibition 「pause」

          東西線神楽坂駅の矢来町口を出て道路向かいにある CROSS OVER 神楽坂 ー cafe & gallery ー での個展。 神楽坂通りに面した北側に入り口。 入ると鰻の寝床の右側にカウンター、左側にテーブル席。 テーブル席側の木の壁に、北向きのガラス扉から入る光と、暖色系のLED照明に照らし出されて作品が飾られている。 本日のおすすめスイーツの「ほうじ茶のバスクチーズケーキ」とアイスティーを注文。 鼻腔の奥に抜けるほうじ茶の香りと、舌にねっとりと絡みつくような濃厚なチ

          寫眞館GELATIN exhibition 「pause」

          Shupines定期公演〜しゅぴねすぱれーど〜 Vol.59 以心伝心編!

          金沢遠征に行かなかった(行かれなかった)組には久しぶりの Shupines。 セットリスト 打ち合わせ無しで自分が着たい衣装を選び、揃うかどうか・・・と言う企画。 Overtureが鳴り終わったところでぞろぞろと、先輩グループのロゴ入りベンチコートの前ボタンを全部留めて(※暑そう)衣装が分からないようにして登場。 この光景がまず面白い。 「せーの!」でベンチコートを脱ぐと、5人ともアイスグレーの衣装で揃っていた。 「これを着たい」より「揃えよう」の意識が強く働いた感じ。

          Shupines定期公演〜しゅぴねすぱれーど〜 Vol.59 以心伝心編!

          中藤毅彦写真展「DOWN ON THE STREET CHICAGO」

          神宮外苑の公孫樹並木の通りが246にぶつかった向かい側。 第一法規ビルの一階にある、パナソニックのデジタルカメラブランド「ルミックス」のショールームへ。 動画静止画取り混ぜて無料のワークショップもやっている。 借りたカメラで「ああでもない」「こうでもない」と試行錯誤する若者が微笑ましい。 7月に刊行した写真集「「DOWN ON THE STREET」から、シカゴでルミックスを使用して撮影したカットを抜き出しての展示。 机の上には過去作も含め、中藤の写真集がズラリ。 非売

          中藤毅彦写真展「DOWN ON THE STREET CHICAGO」

          郊外のショッピングモールに、司会のお姉さんを見に行くの記

          家に籠って宿題になっている書き物でもしようかと思っていたら、石川野乃花からイベント司会の告知。 1部の開始数十分前だったのでとても間に合わないが、逆算したら2部になら間に合わない事も無かったので向かう事に。 会場のイオン北戸田は埼京線の北戸田が最寄りだが、最寄とは言え徒歩十分。 南浦和からバスが出ているが一時間に二本。 バスは時間が計算できないので埼京線を選択。 車両点検か何かで3分遅延。 東北新幹線のオマケで作られた路線なので、ホームが矢鱈滅鱈高い所にあり、地上出口に辿り

          郊外のショッピングモールに、司会のお姉さんを見に行くの記

          あの在処 PHOTO EXHIBITION PHOTOGRAPHED BY KOTORI KAWASHIMA

          このところ展示スペースを借りる形での写真展を手掛けている tokyoartsgallery。 今回は主催が写真集の版元である小学館、「協力」という形。 ステートメント 会場は伊勢丹新宿店本館2階のセンターパーク ザ・ステージ#2。 売り場スペースをパーティションで区切り、透明な壁で中が見えるようにし、透明では無い壁で隘路を作ってある。 透明な壁は、通路と展示会場の境を明確にしつつ、中で何か行われているか分かるようにし、透明では無い壁の外側には写真を大きくプリントして、そ

          あの在処 PHOTO EXHIBITION PHOTOGRAPHED BY KOTORI KAWASHIMA